山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘17年 東北・信越の春訪ね旅 レポート <第7回>

2017-04-22 04:57:35 | くるま旅くらしの話

【今日(4/22)の予定】 

  道の駅:あさひまち →(R287)→ 道の駅:おおえ →(R287他)→ その先未定。(※休日なので、混みあわない場所を探して北上する考えでいる。)

 

【昨日(4/21)のレポート】 天気:曇り後晴れ

<行程>

道の駅:いいで →(R113・R287)→ 道の駅:川のみなと長井 →(R287・K)→ 井佐沢の久保桜 →(K・R287)→ 草岡の大明神桜 →(k)→ 釜の越し桜 →(K・R287)→ 道の駅:白鷹ヤナ公園 →(R287・K)→ りんご温泉 →(K・R287)→ 道の駅:あさひまち(泊)

<レポート>

 朝、目的もなく近場の歩きに出かける。道の駅から集落のある方へ出かけると、小白川というのが流れていて、その橋を渡って少し行くと、大きな赤い鳥居があって、そこに天狗山と書かれていた。良し、その天狗山とやらに行って見ようと歩き始めたのだが、結局40分以上歩いてもそこへは至らず、帰りの時間を計算して戻ることにした。この辺りは雪が深くて、田んぼはようやく融けた雪で大雨の後のような状態となっていた。もう少し経つと一斉に田植えに係わる作業が始まるのだろうなと思いながら、来た道を引き返した。見知らぬ土地を当てもなく歩くのは楽しい。これからは毎日の日課にしようと思った。

飯豊町の農村風景。庭先の樹木たちは強固な板の雪吊り(?)で囲まれていた。積雪の多い、厳しい冬を思わせる景観だった。

  さて、今日の予定といえば、はっきりしておらず、取り敢えずは今日オープンとなる長井市の新しい道の駅へ行って見ることにした。全国各地の様々な道の駅にお世話になっているのだが、オープンの日に訪ねるというのは初めてのことだった。ネットなどの情報では、道の駅:川のみなと長井は今日の9時にオープンということである。それに合わせて、9時少し前に到着したのだが、既に駐車場はかなり埋まっていて、何やらオープンのセレモニーが始まっていた。車を止めて直ぐに会場の方へ向かう。市の関係者の方が多く出張っておられるようで、皆さんは正装されて来訪されているようだった。長い時間をかけて入念なオープニングセレモニーが続いていた。とてもずっと付き合う度量は無いので、早々に退却し、終わるまでの間に近くを流れる最上川を見に行ったりした。長井という町は、江戸の昔、最上川の舟運を利しての米沢藩の拠点として栄えた町だったとのこと。米沢藩は産物の米や青荢や穀類などをここまで陸運した後、ここから船便で酒田まで運び、そこから大阪や江戸などへ広く商いを展開したとのこと。道の駅のオープンを機に学ぶことが多かった。

道の駅:川のみなと長井のオープニングセレモニ―の様子。神主さんの祝詞の後、凡そ1時間ほどくす玉割りやら神楽の奉納やら、関係者の祝辞やらが延々と続いていた。

お祝いの紅白饅頭を求めて大勢の人たちが幾重にも列を作って並んでいた。

セレモニーが終わると、ようやく売店などが解放されたが、珍しいとあってか大勢のお客さんが群がって野菜類などを買い求めていた。レジはフル回転でも追いつかぬようだった。

 セレモニーの間に直ぐ近くを流れる最上川に行ってみた。往時はこの川の舟運が米沢藩の経済を支えていたのかと感慨にふけったのだが、今の川は雪融けの水を満々とたたえて速い速度で流れ下っていた。

 午前中いっぱいを長井の新しい道の駅で過ごすうちに天気は次第に回復し、寒さがほぐれてかなり暖かくなりだした。これなら昨日一寸見の久保桜も少しは開花が進んだかなと、そこへ行くことにした。道の駅からは10分も掛らない距離である。行って見ると、昨日よりは少し良くなっていたのだが、改めて傍に行って見ると、その樹勢は一段と衰えており、何だか可哀そうさが増して心が苦しくなるのを覚えた。樹齢千二百年とも言われているけど、その姿を見ていると、もう十二分に生の証を果たしたのではないかという思いが強くなった。そっとしておいてやるのがこのに対する仁義ではないかとも思った。

久保桜の様子。何年か前に見た時よりもかなり衰えを実感させられる姿にショックを受けた。右の方だけが辛うじて花を咲かせていたが、その姿には悲鳴のようなものを感じた。

  その後は、もう一本樹齢千二百年と言われている、同じ長井市草岡の大明神桜を見に行くことにした。こちらの方は久保桜よりは元気な姿だったが、残念ながらまだ蕾の状態で、開花は二三日後という状態だった。開花前の桜はその樹の姿だけしか見ることが出来ないのが残念だが、千年を超す樹木の幹を見るだけでも感動を覚えるのは自分だけだろうか。大明神桜の樹幹の逞しさは、久保桜の衰えを凌いでカバーするに十分だなと思った。この後も最長寿の桜として頑張って欲しいと祈った。

草岡の大明神桜の景観。こちらは未だ開花前でほんのりと蕾の紅が枝全体を染めている程度だった。幹を見ると千年以上の歴史を思わせるけど、樹勢はまだ大丈夫のようだった。これからのこの地区のリーダーとして頑張って欲しいと願った。

  その後は、もう一本近くにある名木の、釜の越し桜というのを見ることにして訪ねたのだが、こちらの方は既に絶命、枯死した状態で、花を咲かせるには程遠いというよりも、天寿を全うしたという状態だった。残念だけど仕方がない。

釜の越し桜の様子。何年か前に訪れた時は、辛うじて残った枝に花を咲かせてくれていたのだが、もはやこの樹には生命の息づきは無いのを感じた。長年の頑張りに最敬礼をすると共に冥福を祈るのみ。

  これで今年の置賜地方の桜の見物は終えることにして、その後はりんご温泉というのが朝日町の方にあるのを知り、そこへ向かう。行って見ると文字通り湯船にリンゴを浮かべた、モール系の温泉で良く温まれるいい湯だった。温泉に満足した後、近くにある道の駅:あさひまちという所に行き、今夜はここにご厄介になることにして錨を下ろす。売店で、葉わさびを見つけ、直ぐに買い入れて処置をし、明日の肴に供すことにした。東北の春を感じた瞬間だった。明日が楽しみである。

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