山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

真老の坂を一歩下って(今年の反省など)

2016-12-24 23:24:41 | 宵宵妄話

今月、為す術も無く又一つ馬齢を重ねて、真老世代の歩を進めることになった。12月は自分の誕生月である。この歳になると歩を進めるといっても、前に行くことでも上ることでもなく、ただ下ることだけである。下りの一歩は速い。筋力の衰えた老人には、つまずく危険性がますます高まる。これからは努めてゆっくりと歩くことを心がけなければならない。誕生日の感慨はそのようなことしかない。

毎年誕生日が巡ってくると、合わせて年の瀬が迫ってくる。12月というのは、一年を総括して締めくくるという月でもある。しかし、この一年には総括するようなことは殆ど無かったような気がする。それでもやはり振り返りは必要であろう。

 今年の最大の出来事といえば、やはり義母の死ということになると思う。10年もの闘病の暮らしを、よく耐えて頑張った母だったが、ついに来るべき時が来てしまったという感じだった。それにしても過酷な長い時間だった。過酷というのは自分にとってではない。何よりも母本人にとってである。それゆえに最後の時を迎えた以降も、なぜか悲しみの思いは少なく、むしろその過酷な時間が終わって良かったね、という気持の方が大きかった。不謹慎かも知れないけど、それが正直なところなのである。天国の母は、今は正気に戻って、いつものようにお節介をしたがっているに違いない。これからは、天国から送られてくるそのサインを、しっかり受け止めて生きてゆかなければならないと思っている。

 旅については、春に東北のエリアを、秋には越後と信濃の街道を訪ねる旅を、そしてその後に京都などを訪ねる旅をしたのだが、いずれも1カ月にも満たない短い期間であり、ホンの僅かの刺激しか見出せなかった。それでも、もう一度訪ねなければならない場所が幾つか見つかり、これは来年以降の楽しみとなっている。

2年連続で断念した夏の北海道の旅は、母のことなどもあって、これはもう仕方のないことだった。来年は少し早目に出掛けて、野草の花咲く天国を散策するなどして、北海道を旅する感覚を取り戻すようにしたいと思っている。 

 このブログについては、真に不調だったと思っている。旅の記事が少なかったのは仕方のないことなのだが、それ以外のものも含めて、どういうわけなのか書く意欲のようなものが萎んでしまい、或る種のスランプに見舞われてしまっているようである。それは今現在も続いており、何とかしなければならないと思っている。ま、このような時もあるのだろうと、それほどスランプ脱却にもがいているわけでもなく、己の心の回復を待っている状況である。

 総じて後退的というか、沈滞的というのか明るさの欠けたこの1年の自分だったけど、唯一の楽しみは同じ屋根の下に棲む二人の孫たちの成長を見ることだった。

上の男の児は満2歳半を過ぎて、来年の春には幼稚園に入ることとなる。話すことばもおぼろながらその大要が判るようになり、いろいろと知恵も働くようになってきたようだ。生きて動ける間は、孫には可能な限り自然界の中での様々な体験をさせてやりたいと思っているけど、これからが楽しみだ。

下の女の児は、満1歳を過ぎて直ぐにヨチヨチ歩きを始め、今では2階の我らの住まいまで、自力で階段を上がって来てしまうまでとなった。それを防ぐために、階段の入口に親たちが用意した障害物が並べられている。親たちの気づかぬ間に一人で行ってしまったら危険なので、それを防ぐためにとられた手段なのだが、この児は強力の持ち主なので、間もなくそのような障害物は払いのけてやってくるに違いない。2階へ来ての楽しみは、探検にあるようだ。ジジババの暮らす世界には、自分たちが暮らしている世界とは違う物が幾つも点在しており、それを確認するのが楽しみとなっているようである。その動きを見ていると、今まで、孫に向かって「かわいい」などといったことはないジサマなのだが、この孫娘にだけは、それを言ってしまっている。じつにカワユイのである。

二人の孫には感謝したい。

 間もなく今年も終わりとなる。今まで正月を外で迎えたことは無かったのだが、今年は小さな旅の中で迎えたいと考えている。来週から天気の様子などを見ながら、房総エリアを訪ねることにしている。ゆるりと道を辿って、南房総の辺りで数日を過ごし、4日ごろまでには戻って来たい。野島崎辺りで、元旦の日の出が見られたらいいなと思っている。

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