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立原正秋 「酒との接し方」

2000-12-31 | お酒の話し
雑誌サライの2000年6月15日号から
立原正秋(たちはら.まさあき)は、酒で始まり酒で暮れてゆく一日、その飲み方は端正であった。と言われている。
岐阜県の名酒 「三千盛」をこよなく愛した立原正秋の特集をサライでやっていたので書き留めた。いずれも含蓄のある言葉である。
飲み方に「端正」という言葉が出るのがうらやましい。
最近、「三千盛」の特別純米を飲む機会があったが、辛口の透き通るような酒であった。

1 酒は酒なり、といった境地に達したのは40歳を過ぎてからであった。酒の辛さ、うまさが身にしみてきたのである。
2 私には無駄を愛する面が多いが、酒だけは無駄酒とただ酒はのまないことにしている。     
3 私は酒を被(こうむ)りながら酒を使うことはない、もし被りすぎたと覚えたら、酒から亡(に)げることにしている 

注*「被る」というのは頂くという意味。

立原正秋*大正15年(1926)大韓民国で生まれた。日本の古典とくに中世に強くひかれ、能、陶磁器、日本庭園などを好み、世阿弥の「風姿花伝」によって、作家としてのあり方を学んだ。昭和41年「白い罌粟」で直木賞を受賞。
純文学と大衆文学を書き分けることを実践。主な作品「冬の旅」「夏の光」「きぬた」「冬のかたみに」。
昭和55年(1980)54歳で死亡。
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