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サラバ 西加奈子

2017-12-26 | 読書感想文
「サラバ!」が第152回直木賞を受賞した。文庫本になったので読んでみました

作者は西 加奈子(にし かなこ、1977年5月7日 - )さん。

イラン ・テヘラン生まれ。エジプト・カイロ、大阪府和泉市光明台育ち。和泉市立光明台中学校、大阪府立泉陽高等学校、関西大学法学部卒業。


西 加奈子さんの作品は三つ目です

通天閣   感想は、ここ
きいろいゾウ 感想は ここ

主人公の圷歩(あくつあゆむ)はイランで生まれ、大阪に住んだのち、家族でエジプトに住むことになります。
西加奈子さん自身、イランで生まれ、小学1年生から5年生までをカイロで過ごし、その後大阪で暮らしており、その経験が存分に生かされている作品。

また、西加奈子さん初の長編小説であり、作家生活10周年記念作でもある。

目を引くカバーデザインは、なんと西加奈子さんが描いた16枚のイラストをコラージュしたものとのこと


下巻に 又吉直樹さんの「解説」がある。
これが素晴らしい

主人公の圷歩(あくつあゆむ)が37歳までの人生を書いた自叙伝の形をとっている。
生きていることを喜びと感じさせてくれる表現ほど素晴らしいものはない
大切な人への感謝の気持ちを呼び起こす表現ほど尊いものはない


「サラバ!」とはそういう小説だ

「サラバ」そしてそれは その一言ですべて 事足りた
「サラバ」

「歩、歩きなさい」

「さらば」
という言葉はもともと

「そうであるなら」という意味の接続詞だ

次の行動へ移っていく言葉。

久々に感動する本に出会った
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