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昭和・メモリアル「与 勇輝」展

2011-03-19 | ア-トな話し
場所:高島屋大阪店7階グランドホール 期間:平成23 年3月3日~3月21日

与勇輝氏のお名前を存じ上げておりませんでした。ご近所から招待券を頂いたので展覧会に行って来ました。

「与勇輝」と書いて「あたえ・ゆうき」とお読みするそうです。

与 勇輝(あたえ ゆうき、1937年9月17日生まれ )人形作家です。神奈川県川崎市出身。ご両親は奄美群島に属する与路島の出身。
一文字の姓の多いところです。
人形創作を始めた当初より、布地に強いこだわりを持っており、そのことから、人形は全て古い木綿布を用い制作されており、また人形の着物や小物等細部に至るまで全て、制作者自身の手で作られている。
人形の多くは、日本の原風景を思わせるようなノスタルジックな雰囲気を持ち、表情豊かな、柔らかみのある表現が特徴。
河口湖ミューズ館 - 与 勇輝 館 で作品が常設展示されている。

お名前を、名前、姓の順で書くと

「ゆうき・あたえ」素晴らしい名前ですね。
たまたま今日の朝刊のコラム欄に俵万智さんの短歌が引用されてました。
「とりかえしつかないことの第一歩 名付ければその名になるおまえ」。
まさに、その名の通りに、勇気を与える人になった

今回新作57点に代表作をあわせて100余点を一堂に展示。
タイトルの作品は「面映(おもはゆ)」

ひとりひとりが物語を胸に抱かえている。たしかにそういう時代があった・・・
昭和の少女の顔です。
カタログの表紙にもなっています。



与 勇輝さんのサイン入りです。

カタログの何部かがサイン入りとのこと。
会場を入るとすぐにお二人の人形がある。
昭和天皇とマッカーサー。
昭和を代表するお二人かも知れませんね。
そして

美空ひばりの少女時代をイメージしたという「夏の日」

「母さんは?」の作品の一部



幼い妹が強く抱きついてくる。
何も理解できない妹に話をしてもわかって貰えない。ただ強く抱きしめてやるだけだった。
まるで明日のジョーがそこにおるように。

「お膳」山盛り一杯のご飯。それが夢だった。
この人形の前では、何人かの観客が大きく頷いていました。
遠い昔をなつかしむかのように。

今から思えば、暗かった時代。そこに生きてた人は。決してそう思ってなかっただろうけれど。

みんないい顔をしている人形達。
男の子はやんちゃで、女の子は可愛い。
昭和って良かったな・・
そんな想い出に浸ることの出来る作品展です。

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