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天目酒(てんもくざけ)  木綿や

2005-05-12 | お酒の話し
心斎橋に天目酒を飲ませてくれるお店がある。心斎橋筋南船場のおしゃれな居酒屋「酒菜・銀しゃり 木綿や」さん。
由来をお店の吉田銀石氏に聞くと「竜馬が行く」という本の中に「心斎橋名物天目酒」というのが一行出てくる。これを復元(?)したとのこと。
天目茶碗に、にごり酒が入って出てくる。【写真】
天目茶碗というのは、中国浙江省天目山がその名の由来といわれ、素地は堅く、黒褐色で形状はややこぶりで浅くて、碗のロ縁はスッポンロといわれる形状の曲線になっているのが特徴で、瀬戸天目・白天目・菊花天目などが有名。
中のにごり酒は、香川県の川鶴酒造のにごり酒。
黒の器に、真っ白のにごり酒、見た目にもヨダレが出てくる。

多分こんな感じだったのではないかということで復元したとのこと。
その心意気がすごい。坂本竜馬になって幕末の雰囲気を味わえる美酒である。
大阪市中央区南船場3-10-4 ホワードグルメ館2/3F
【竜馬が行くについて】
司馬遼太郎が坂本竜馬を描いた大作が「竜馬が行く」である。
その中で、竜馬が人を訪ねて大坂の長州藩邸(現在の土佐堀辺り)を訪れたが、一足遅れで会えなかったので、やむを得ず、心斎橋近くの旅館に泊まることになり、心斎橋を歩く場面がある。
当時、すでに心斎橋周辺は賑やかな通りであったようだ。
下の文章は、司馬遼太郎作 「竜馬が行く」の第3巻より抜粋(文中の東順慶町筋というのは、今の南船場3~4丁目辺りと思うので心斎橋から四つ橋あたりまで夜店が並んでいたのだ思う。)

--以下引用----

心斎橋から、東順慶町筋、新町橋までにいたる三丁のあいだは、夜にはいって両側の店にこうこうと灯がかがやき、屋台が出、辻々に香具師が立って、往き来する人が、ひきもきらない。
...(省略)......

「面白いのう」
一つ一つ、店の品物をのぞきながら、自然と顔が笑えてくるのである。

盛り売りのそば。
焼きまんじゅう。
心斎橋名物の天目酒
豆腐のみそ田楽
うなぎのかばやき。
新田屋のきざみ煙草。
扇屋のビンツケ
....(以下省略)....

【川鶴酒造のにごり酒】
大阪の酒屋さんには出荷されていませんが、直接頼めば送ってくれます。
以上
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