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ルオー 大回顧展  出光美術館

2008-07-20 | ア-トな話し
2008/6/14~8/17
出光美術館は、東京のどまんなか、丸の内のオフィス街にある。


ジョルジュ.ルオー展については
2003.4に 松下電工 汐留ミュージアムの開館記念に行なわれた
「ジョルジュ.ルオー 未完の旅路」 以来である。

没後50年の回顧展。
質・量ともに世界最大規模を誇る出光コレクションから、代表作の連作油彩画《受難(パッション)》、銅版画集《ミセレーレ》をはじめ、初公開を含めた約230点が展示されている。

展示の中から、好きな3点。



トリオ
解説によると、真ん中がブルジョワ、右が成り上がり、左が曲馬団の娘..。
ルオーは宗教画家です。そんな穿った見方も出来るのかも。
そんな意味が分からなくても、十分いい絵です。



優しい女
初期の頃に良く描いた女性と違い穏やかな女性。背景の水平線のカーブも全体に優しさを出している。



キリストの顔
これにも深い意味があるらしいが、いい顔をしたキリストです。

連作油彩画「受難」の54点が全部揃っています。

一括して買い上げた、出光佐三の慧眼の鋭さである。
散逸されなかったことを感謝して、ルオーの娘から「ミセレーレ」42点の寄贈を受けた。
これも今回観ることが出来ます。




そして、美術館の休憩コーナー(給茶はセルフサービス)からは、皇居が一望出来ます。
写真正面が「桜田門」です。
水戸浪士による大老井伊直弼の暗殺事件、「桜田門外の変」が起きたところです。
通称「桜田門」と呼ばれる警視庁は、門の左手堀を越えたところにある。
写真には写っていませんが、右手には宮内庁が見えます。
あまり知られていませんが、観光客には絶好の場所です。
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