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自殺をする前に図書館へ -熊取町立図書館-

2009-03-15 | 映画・観劇・講演会
衝撃的なタイトルですが、講演会で聞いた話です。

平成21年3月8日(日)に熊取町立熊取図書館2階ホール で開催されました。

写真はいつもながら盛況の図書館内です。

本当の(笑)演題のタイトルは

「少しでもつながりささえあうために
~論楽社の小さな実践について~」

講師 虫賀宗博氏  

虫賀氏は京都市岩倉で図書出版、教育実践等様々な活動に携わる「論楽社」という塾を運営。
その活動の一つに『言葉を紡ぐ』という市民講座がある。

そこには、講師として岡部伊都子(随筆家)安江良介(岩波書店前社長)徳永進(医師「野の花診療所」運営)等々多彩な方々が招かれています。

すごい人たちですね。 

主催は、くまとり読書友の会です 。
会の、お世話をしている方(森田さん)から、定員が埋まらないので、是非参加してくださいと、お誘いを受けたので行ってきました。


冒頭のタイトルの話は、途中で出てきました。

才津原哲弘(能登川図書館長)さんとの出会いで聞いた話ということです。

アメリカの図書館のPRポスターの話です。

それは、こめかみにピストルをあてた、男性の絵の下に、「自殺をする前に図書館へ」という、キャッチコピーが入っているもの。

日本での自殺者は、ここ10年ほど、年間3万人を超えているそうだ。
平成20年6月発表の警察庁統計資料によると、平成19年の自殺死者数は、33,093人。
内、60才以上の人は、10,721人。

あらためて、すごい数字だと思ってしまいます。


病気であれ、借金苦であれ、あるいは失恋や人間関係であれ、
自殺の原因になった出来事に対処する術を教えてくれるのは本である(文学や専門書等)。

だから図書館に行こうということですね。

また、自分の居場所が見つからなくて死に走る人も居るかもしれない。

昨今の図書館は、「自分の居場所」ということにも、心をくだき、いろんな工夫を積み重ねているらしい。

例え、本を読むことにより、救われることがなくても、ただ図書館に来ることにより、自分の居場所を発見出来るかも。

そうだとしたら、「自殺をする前に図書館へ」ということです。

図書館が、これをPRポスターにするには、相当の自信がないとですね。
アメリカは、そこまで行ったのだろうか?



講演する虫賀宗博氏。
虫賀さんが会った人との「熱い思い出」を中心とした、話です。
熱い気持ちで人と接する、熱い思いが伝わる、それを熱い思いをかけて、私達に伝える。ご本人が、感極まって涙ぐんでしまってます。
そこに伝道者としての虫賀さんを見ることが出来ます。


人生は未完に終わる。
そんなことを思って死んだ人が居ます。
それを次の人に伝えて行くのが、大事なのではないのでしょうか?

と結ばれた。

講演会は、最初に熊取町の教育委員長のごあいさつ、最後は、くまとり読書友の会の代表、森本さんのごあいさつでした。

図書館に私たちが期待するものは、大きなものがあります。

図書館の果たす、大きな役割に気付いた講演会でした。



多くのボランティアの方が、図書館の運営に携わっています。

熊取町の、お近くの方は、是非図書館に足を運んで見てください。
あなたの図書館に対するイメージが変わると思いますよ。
実に、ゆったりと、多くの人が本を読んでいます。
それが図書館です。
写真は、熊取町図書館の正面入り口。

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