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大阪コレクションズ「夢の美術館」

2007-02-04 | ア-トな話し
国立国際美術館で行われている。
大阪の美術館3館が持っているコレクションを一挙に公開するという今回の試み。大阪人としては、「大阪もなかなかやるでしょう..」と自慢できるという期待感が一杯だった。
しかし、個人的には期待はずれだった。大阪コレクションズというタイトルは適切だったのかとも思う。
美術初心者の私には、感動が少ない展覧会と言える。
カタログの前文の各館長のあいさつには、すごい美辞麗句が書いてある。
プロは見るところが違うのだと思うしかない。
日曜日ながら館内は空いている。思わず「みんな知ってたの?(笑)」と苦笑せざるを得ない。

ルネ.マグリットの「レディ.メイドの花束」は試みが斬新で面白い。
デュシャンの「髭を生やしたモナ.リザ」 これは「キワモノ」。デュシャンの素晴らしい作品と一緒であればこそ、こんなんもありかと引き立つが。

けなしていても、これから見る人の参考にならないですね。(笑)

ジョルジョ.モランディの「茶碗のある静物」
油彩なのに、この茶碗の質感は何というのか..。
思わず立ち止まって見てしまいます。
これが、私なりには、一番でした。

同館では、同時に「ピカソの版画と陶芸」展が行われている。
特に、陶芸は、あまり見る機会がないので新鮮な感動でした。

ネットでは、「感動した」という記事がたくさんあります。
まだまだ我が美術鑑賞力の足りなさを知った展覧会でした。



 
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