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ルーヴル美術館展

2006-10-01 | ア-トな話し
「古代ギリシア芸術.神々の遺産」というタイトルで京都市美術館で行われている。11月5日まで。
ミロのヴィーナスの展示室の改修に伴う貸し出しで、134点が来ている、2点を除き、日本初公開というよりも、123点がルーヴルに収蔵されて以来、初の貸し出しという貴重品。彫刻を始め造形芸術の素晴らしさに触れることが出来る。
2000年前に人類は、これだけのものがすでに作れたのだと思うと感動します。
あんまり変わってないのに、がっくりする人もあるかも。

今回の展示では、ソクラテス、プラトン、アリストテレスの肖像彫刻が並んで展示されている。

古代ギリシアの哲学者。今なお西洋の最大の哲学者の3人。自然研究の実績から、万学の祖とも言われる3人。


ソクラテスの肖像
紀元前318-317年頃

3人の前で少し考え事をするのも、いいかも。

最後の部屋は
真ん中に今回の主役アフロディテ(アルルのヴィーナス)-上記タイトルのカタログ。
紀元前360年頃

右にボルゲーゼのアレス。左にとかげを殺すアポロンの3点がある。


ボルゲーゼのアレス 紀元前420年頃




とかげを殺すアポロン 紀元前350-340年頃


展示の背景もすっきりして十分なスペースを取り、背後からも見れようにしている。ちょっぴりルーヴルの展示に近くて、うれしくなってくる。

アフロディテは間近に近寄って見ることが出来る。素材は大理石。写真では分からないがキラキラ光っています。感動です。

134点あると言っても、小物が多い、小物や鼻の欠けているのを飛ばしながら見て行くと(多分ルーヴルでは見向きもされない作品かも...笑)

エッ。もう終わりという感じになる。
出口の文字を見て、一旦戻る人が多い(笑)

プライスコレクション 若沖と江戸絵画展は、ここに移動しました。
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コメント
 
 
 
わたしも行きました (ポリン)
2006-10-03 00:26:06
ルーブル美術館、わたしも先週行きましたよ~。

とてもステキでした。

回るのに結構時間はかかりましたが、ちょっと小物が多いなとわたしも思いました。

でも良かったですね~。

 
 
 
ポリンさんありがとうございます (kazu_san)
2006-10-07 21:03:24
コメントありがとうございます。

彫刻ばかりのようなので、少し引いていましたが、予想以上に良かったですね。

ポリンさんこれからも時々覗いてください。
 
 
 
京都 (イタリア)
2006-10-10 09:44:59
若沖、11月に鑑賞します。昨日は桃沢茂春と、曽我しょう白に関する講演会に行って来ました。伊勢にゆかりのある日本画家、なかなか、面白い人たちです。茂春は正岡子規の門下生でもあり、短歌大会にちなんだ物でした。狩野博幸さんが、都合により来られなかったのは残念でした。前京都国立博物館におられた方で、若沖ブームの火付け役となられた方です。
 
 
 
イタリアさんへ (kazu_san)
2006-10-11 22:29:58
いつもコメントありがとうございます。

難しい名前の人が一杯出てきましたね(笑)相変わらずの探求心はすごいですね。

若沖に関して情報あれば教えてください。

 
 
 
伊藤若沖 (イタリア)
2006-11-02 21:44:13
NHKの「知るを楽しむ」という番組で、11月6日午後10時25分から、若沖の特集が、あるようです。テキストもNHKから出ていて、今日、入手しました。非常に面白い内容です。前回は私の好きな曽我簫白についての物でした。土曜日に京都で、若沖を鑑賞する予定です。
 
 
 
情報ありがとうございます (kazu_san)
2006-11-03 09:15:24
イタリアさん。11/6NHK楽しみにしておきます。
 
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