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春日大社のムクロジの中の竹

2009-08-04 | 「へぇ~」という話し
写真のように、ムクロジの木の中央から竹が出ています。

「へぇ~」

木は大きいです。樹高は15.5m、幹周は4.58mもある巨樹です
竹も立派です。多分孟宗竹ですよね。

ムクロジは、ムクロジ科の落葉高木。六、七月に梢に円錐花序を出して、淡い緑色の小花を多数つける。
十月頃に熟する実は追羽根の球に用いられる。漢字では、無患子と書く。

元々、kokumiさんのブログの記事で、今年の1月に知りました。

これは、面白い。奈良に行ったら、是非寄ろうと、ずっと狙っていました。

ムクロジも青々と葉を茂らせています、竹も青々と。
いい時期に出会いました。

巨木の一部に他の植物が寄生しているのは、良く見かけます。
見つけると、何かうれしくなり、カメラに撮っています。

けなげな感じがいいですね。「ガンバレ」と声をかけたくなります。


でも、この竹は、寄生ではないですね。
竹は地下茎で伸びるから、こんなところに寄生は出来ません。

多分、このムクロジは古いので中が空洞なのですね。
近辺には鹿が一杯います。周辺の竹の若芽は鹿の餌食ですね。

幸い、ムクロジの空洞に芽を出したのが、鹿から守られて成長したのです。

これも寄生というのかな?

ムクロジの中から、顔を出す高さに育つのに、何年かかったのだろう?。

今や立派な太さになっています。

自然て、スゴイなと感動しませんか? (感動の押し売りですねー笑ー)

奈良の名所になる日も近いかも。
私が撮影した日は朝は豪雨でしたから、観光客も少なかったので写真撮ってるのは私だけでした。


場所は、春日大社の 一の鳥居 から参道を少し歩くと出会えます。

ムクロジの立て札が立っています。
竹については何も書いてませんので見上げてください。


たまたま、今読んでる森博嗣 の「どちらかが魔女」の中に、こんな一節があります。森博嗣の大ファンです。「すべてがFになる」はここ

"世の中、いつもいつも すぐに答えが見つかる分けじゃないんだよ"

"どれだけ沢山のものを保留していられるかが、重要な能力の一つだ"

1月に、知って、忘れずに"保留"してました。
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コメント
 
 
 
Unknown (kokumi)
2009-08-04 22:39:03
こんばんは~

ご丁寧に当方の記事を紹介していただきありがとうございます。

ムクロジの立派に青葉をつけた姿を見ることができて感激しています。
空洞になって、なお力強く枝葉を伸ばすのですね。
そのうえ青竹を抱いて。。。

>1月に、知って、忘れずに"保留"してました。
いつもきちっとレポートしていただいて感激です。
忘れないようにしようとの思いだけは、ちゃんと持っているのですが。。。。^^;)

なにぶん、「昨日?」
「そんな昔のことは覚えてない」
状態です。(笑)
 
 
 
さすがのコメントですね (kazu_san)
2009-08-05 21:38:03
やっぱりカサブランカ CASABLANCA
http://blog.goo.ne.jp/v_goo_kazu_san/e/4dfa231b880a18d8e93b45e313295f0d

と言うのもブログにあるのです。
年が近いせいかもです。

Where were you last night? (ゆうべ どこに?)
That's so long ago, I don't remember. (そんなに昔のこと 覚えてないね)
Will I see you tonight? (今夜 会える?)
I never make plans that far ahead. (そんなに先のことは 分からない)

名シーンです。
この映画大好きです。
DVD持ってます。
 
 
 
Unknown (kokumi)
2009-09-29 10:14:43
こんにちは。

今頃になって頭の片隅になんとなく引っかかっていたことを思い出しました。

>この映画大好きです。
DVD持ってます。

そうです。
ここで教えていただいた「ゴーギャン:ルーブル美術館を愉しむ」についていたのが、映画「カサブランカ」のDVDでした。^^)
その節は、ありがとうございました。

お陰さまでルーブル美術館のほんの少しだけ鑑賞できました。
ほんの少しだけでも大いに感激しました。



 
 
 
そうだった (kazu_san)
2009-09-29 21:25:28
すっかり、忘却の彼方でした。
雑誌 Gauguin(ゴーギャン)
http://plaza.rakuten.co.jp/kazusan8/diary/200802020000/

でしたね。
ゴーギャンて、その後、本屋で見かけないけれど。
どうなったのかな?
ちょっと心配。
 
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