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今様を聞く 法住寺

2012-05-01 | 街角の話し
平成24年度春季京都非公開文化財で法住寺が公開されている。(4/27~5/6)

法住寺は、京都は三十三間堂の東向かいにあり、現在NHK大河ドラマ 平清盛で出てくる後白河法皇(現在・雅仁親王、松田翔太)の御所ともいう法住殿の跡。後白河法皇の御陵の隣にある。

行きたいと思っていたところ、たまたま公開に選ばれたので行ってきました。

参拝記は、こちら
後白河法皇は、うつけものでわがまま、皇位への望みは薄く、孤独や欠落を埋めるために今様に熱中し、気ままな少年期を過ごす。近衛天皇が突然に崩御すると政治的パワーゲームの中、29歳で即位する。白河法皇以上の統治者になることを夢見て、やがて清盛の前に立ちはだかる。

これからのドラマの進み方が楽しみです

ドラマのオープニングで子供の声が聞こえますね 松浦愛弓さんによる歌唱です。

「遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん」それが今様です。

公開で法住寺の住職が今様を聞かせてくれます。日に数回。



住職の楽しい話が続きます

元々今様は、どんな曲だったか伝わっていないようです。
歌詞は『梁塵秘抄』(りょうじんひしょう)として残っています。




『梁塵秘抄』(りょうじんひしょう)は、平安時代末期に編まれた歌謡集。今様歌謡の集成。編者は後白河法皇。治承年間(1180年前後)の作。

YOU TUBE にありました。



遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん、遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ。 舞え舞え蝸牛、舞はぬものならば、馬の子や牛の子に蹴させてん、踏破せてん、真に美しく舞うたらば、華の園まで遊ばせん。


の歌が有名です。

第1回で舞子(吹石一恵さん)が歌っていた歌です。

「~るれ」は自発の助動詞で、最後の「動がるれ」で、動いてしまう、という様な意味になります。
それで歌全体では、「遊ぶために生まれて来たのだろうか。戯れるために生まれて来たのだろうか。遊んでいる子どもの声を聞いていると、私の身体さえも(遊びたくてうずうずして)動いてしまう」という様な意味になります。

ただし、これは言葉通りに素直に解釈した場合で、遊女が自分の罪深さを嘆く歌だとか、別の解釈もあるようです。
公式サイトによれば、大河ドラマ「平清盛」では素直な解釈で、「子どもが遊ぶときは、時の経つのも忘れて、夢中になる。子どもが遊ぶみたいに、夢中で生きたい」という意味にとらえているそうです。

そして「平清盛」の中では、祇園女御(松田聖子さん)が舞いながら歌ったり、のちの後白河法皇である雅仁親王(松田翔太さん)が歌ったり、何人もの登場人物に歌い継がれる形で、ドラマの節々に登場するらしいです。

「夢中で生きる」というのが、ドラマ全体を貫く重要なテーマなのでしょう。


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