ニサッタ、ニサッタ

乃南アサさんの「ニサッタ、ニサッタ」って本を読んでいたのだが、読み終えてしまった。

なにをやってもだめな男の子の話なんだけども、いやになって会社をやめちゃったり、今度こそはって思っててもクビになっちゃったりして失業してしまうのだ。

それがさあ。

リアルな描写があって、暇だから誰かにメールでもしようと思って携帯の住所録を「あ」から順番に見ていくのね。

でも特に連絡を取りたい人もいなくって結局誰にも連絡しないのーー。

同じ経験アリだわ（笑）
失業中に、ふとさみしくなって、誰かに連絡しようかなあ、と思うんだけども、「久しぶり」ってメールして「どうしてた？」とかいわれたら、失業してることを言わなくちゃいけないし、失業してても充実した生活をしてるのならば、
「失業中だけど、ｘｘの勉強をしていて充実してるよー」だとか言えるじゃない？
でも実際は、お金がないから日雇いバイトにいったりしてるし、あんまり浮いた話題がないのだよねー。

やるせない。

ってのがよく書けていましたですよ