DXフラッグシップ

錆つきそうですね・・・。ええ、雨ばっかりですもん。これだけ長期間バイクに乗れないと参っちゃいます。某所での「雨死ね」という訳のわからないスレタイの気持ちも良く理解できますw で、この週末も仕方ないので引きこもりor職場でタダクーラー・・・じゃなかった、軽いお仕事。週末はバイクの話題をしたいのに全然デス。で、バイクの代わりにカメラの話題。

タイトルから意味の分かる人はニコンユーザーですねw 現在ニコンのデジタル一眼には大きく分けて2種類のサイズの素子が使われているのですが、大きい方(35mmフィルムとほぼ同じ大きさ)のFXモデルに対して、小さい方のモデルラインナップをDXシリーズとして区別されています。我がD40は最々々々廉価機wなのでDXシリーズの下っ端な訳ですが、その逆のフラッグシップに位置付けられているのがD300です(ちなみにFXのフラッグシップは夏目さん所有のD3ね。もちろん腕があればこそ価値が生きるのですが)。ゆくゆくは欲しいなぁと思っているわけですが、そいつの次期モデルが発表されました。

D300sのオフィシャルページはこちら。いつものImpressの記事はこちら

小文字のsがついただけ、というので分かるとおり、基本はD300でそれにおまけがついたようなモデルです。おまけの具体的な内容は、「動画、CFとSDのダブルスロット、連写速度の向上」など。スチルカメラとしてしか使わない、と決めている人はいままでのD300の方が安くてお得ですね(連写速度を除いては)。私としては、去年D90が出た時に書いたように、デジタル一眼での動画というのには今までに無いものが見られる可能性を感じており、大いに興味があるのですが、いかんせん自分でその可能性を追求しようというほどの気力は湧きません。かと言って、もし手持ちのカメラに動画機能があればちょっとづつ試したい気持ちもあり、あれば良いなぁくらいには思っています。なので、D300のカメラとしての機能はこれで十分と思っている私には、それに動画機能がついたモデルとあればこんな美味しいものは無い、といったところです。が、いかんせん価格が・・・。D300がさすがに2年選手になり、そろそろ下限価格になってきたと言ってもボディのみで13万程度。D300sの発売価格は現時点での予約価格が22万近く。どれだけ下がっても15万円台に行けばいいほうでしょうか。それも2年待って・・・_| ̄|○ やはり「フラッグシップ」は高嶺の花ですね。

でも、やっぱりいろいろ妄想してしまいます。何よりもAFポイント・・・「真ん中、右、左」の3点のD40は動体撮りにはやっぱり厳しい。まぁ、D300の51点は逆に多すぎな気もしますが、これほど大は小を兼ねる、いや、大は小を凌駕する、のにピッタリな事例も無いでしょうw 連写速度についてもD40の倍近い速度はいろいろな可能性を感じますね。もちろん、1200万画素のRAW撮りで連写を使えばメディアがいくらあっても足りないでしょうが・・・。ともかく、今の足かせが取れそうな妄想で夢が膨らみまくりんぐです。

あと、D300sの動画機能ですが、D90やD5000と明確な違いがあります。それは「動画撮影中にAFが効くこと」。・・・・・・と書いておいてなんですが、これ、言葉の通りかどうかはちょっと自信がありません。一応、メーカーのニュースリリースには「新搭載の「Dムービー」は、コントラストAF(三脚撮影モード時)が可能で」と書かれており、まず間違いなくAFが効きそう(条件付)なのですが、それがどこまで役に立つのかが不明です。スチルカメラとして撮影している時ほど敏感に反応しないんじゃ?とか、AFポイントはユーザーが設定できるのか?、とかいろいろ制約がありそうで。それでも徐々に機能は上がっているわけですし、この分野は本当に発展途上の技術なんだなと実感します。

さて、買うか否かと言えば「いつか欲しいね」って程度。宝くじが当たるなどすれば結構優先順位高いですね、ってくらい。やっぱり今の私には過ぎたおもちゃなんですよね。ええ「おもちゃ」の域を越えないんです。なので現在22万、安くなっても10万円台後半なんておいそれと出せる金額じゃありません。Daytona675の120万は「おもちゃ」で「おいそれと出した」気もしますが・・・そこはカメラとバイクという趣味にかける私の気持ちの深さの違いでw でも、このD300sが15万円台なんかになっている頃には「次」が来てるんじゃないかなという気もしますね。ソニーが現時点でもデジタルビデオカメラで一部製品化し始めている「裏面照射CMOS」を使ったデジタル一眼が。ソニーが嫌いな私も、この技術は素直に凄いと思いました。まだこなれていない部分もあるような気はしますが、それも1,2年で解決するでしょう。そのモデルが出たら、さすがにD300も「過去のもの」として陳腐化しそうです。電気製品なんて待てば「次」が気になってしょうがない世界ですが、撮像素子が次世代になったらさすがに別物です。それがどういう形で出てくるか、ですね。ま、いずれにしてもD300だってかなり勢いがないと買えないと思っていますから、この世界はまだしばらく様子見ってとこですね。その間に写真の撮り方をもう一度1から勉強しなおさなければ・・・。


※そうそう、本体よりもむしろレンズじゃね?という風に思っていることも確かです。で、レンズも面白いものが2つ発表されています。高嶺の花の「AF-S 70-200mm F2.8 G VR II」と、ある意味定番の「AF-S DX 18-200mm F3.5-5.6 G」です。前者はいままでの70-200 F2.8でも評価の高かったものが、更にVRIIの強力な手ぶれ補正になって登場、といったモデル。後者は普通の人が必要とする画角を一本でまかなってかつそこそこ良い画を出せると評価の高かった18-200を、更にレンズ性能を高めたり、ほぼ唯一の欠点であった「鏡筒が自重で勝手に伸びる」現象を防ぐ為のロックスイッチを搭載したり、と、グレードアップした製品。私に手の届くのは良くて18-200ですが、これ、実は親父が先代を持ってまして。で、試し撮りさせてもらったのですが、ワイド端の18mmで撮ると歪曲収差(画の周辺部で本来直線のものが曲がって写ってしまう現象)が結構気になるレベルで出るんですよね。建物撮りしたら顕著。やっぱり高倍率レンズはそんなもんか、とちょっとがっかりした記憶があります。(ちなみにCaptureNXなどでこの手の歪曲収差は画像修正できるそうです。ここまで来れば捏造と言いたくなりますが、便利は便利ですよねw)なので、標準高倍率レンズならむしろ18-105VRの方が良いかなぁと。D40標準の18-55も良く頑張ってくれていますが、もうちょっとズームしたい時がよくあるんですよね。80mmまで、できれば更にもう一声、って時が。なのでちょっと考えています。というか、今度の旅行までに買おうかと。1本でまかなえそうですしね。(お盆に実家に帰った時、親父に上記の18-200を借りるのが手っ取り早いかも、とも思っていますがw)より長い焦点距離の望遠レンズ、ってのも欲しい所ですが、シグマの150-500以外の候補は当分出なさそうですね。値段的に。これがあると大分違った構図が取れそうなんだけどなぁ・・・


※も一つおまけ。ニコンの最々々廉価機が出ました。D3000です。(Impressの記事はD5000やD60と比較した機能一覧があるので見やすいです)現時点ではまだ新製品なのでキャッシュバックキャンペーンがあっても割高感がありますが(18-55VRの標準レンズキットで7万前後)、こなれた値段になったら良いエントリーモデルになりそうですね。これからデジイチの世界に入ろう考えている人にはピッタリではないでしょうか。D40より遥かにお奨めですw ガイド機能はホント、初心者にはありがたいかと。測距点は11点もあるし・・・。D40は厳しいよ・・・スパルタだよ・・・・・・_| ̄|○  ところで、D3000って、D300と関係がありそうな名前ですが、全然全くこれっポっちも関係ありません。これはひとえにニコンが機種のネーミングを無計画につけているが故かとw マジでもうちょっと分かりやすくしてもいいんじゃないのと思ってしまいます。次世代はRadeonが9800の次に10を意味する「X」を先頭につけてX850やX1950などとしたのと同様にDX300とか・・・ってDXフォーマットと被るから使いにくいな。うん、ホントに無計画だw
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