675の車検、通してきました

ここ数週間の間の懸案事項であった675の車検ですが、ようやく本日、通してきました。しかし、またもやトラブルが・・・

うちの675の登録日は2006年の9月末。ええ、そうです。今となっては懐かしい、あのサプライズの日の数日前なのです。ということは、8月の末から車検を受けることができるということ。というわけで、8月の中旬、V11の車検を通した直後のお盆過ぎからちょっとずつ準備を進めて、8月末にとっとと通してしまおうと思っていたのでした。

と言っても、私の675はほぼどノーマル。付けている社外部品はスライダーだけです(検査には何の問題も無い)。タイヤはBSの003で、これはBSのHPに「公道走行不可」と書かれていますが、実際の所、交通法規上は溝有りタイヤなら何でもOKのようなのです。BSの上記の注記は「暖まって初めて効果を発揮するタイヤなので、あらゆる走行条件(雨天だって考えられますし)が想定される公道では危険なのでメーカーとしてこれを推奨しない。このタイヤで公道を走ったときに起こる様々なトラブルに関してメーカーとして関知しない。」というニュアンスなのかなー、くらいに思ってます。本当はまた別の意味があるのかもしれませんが・・・とにかく車検に通るのは確実です。だって今日通してきたもんw その他で購入当初から変わっているところは・・・去年の追突によってリア周りが歪んでいることくらいでしょうか。でも、きっちり固定はされていますし、マフラーに穴も開いていないので漏れも無し。見た目が悪い以外に問題はありません。そんなわけで、定期点検項目はどれも軽くパスできました。今回交換したのはFブレーキパッドくらいですね。そして車体を綺麗にしてチェーンも清掃して・・・と思っていたところに、8月末の豪雨です。雨ざらしでもなく、浸水もしなかったので、被害は最小限ではあるのですが、それでもバイクカバーのすそから跳ねが飛んできて下1/3くらいは少々汚れてしまいました。チェーンも汚くなって・・・。そんなわけで時間のある土日で、かつ、その後の平日までずっと晴れが保証されるとき、を見計らっていると9月に突入してしまったのでした。

さて、前置きが長くなりましたが、ようやくこの間の土曜日が上記の条件を満たすこととなり、スパ西浦を午前中で終わらせて、午後から軽く洗車とチェーン清掃に勤しんだのでした。これで準備万端。あとは持っていくだけ・・・なのですが、月,火とどうしても外せない仕事があったので、結局本日水曜日の午前中に半休を取り、車検場に持っていってきました。

で、ここからが今日の話です。今朝、V11の時と同じように8時半に愛知運輸支局に到着できるように出かけようとしたところ・・・「エンジンがかからない!」セルを押してもモーターが回ってくれません。まさかのバッテリー上がり・・・。といっても、今まで一ヶ月以上乗らなかった後でもしっかりセルモーターは回っていました。今回に関しては8月24日に50km以上は乗り回しているので、その後バッテリーが弱る理由が思いつきません。考えられるとしたら、うっかりキーロックの位置をPにしてたとか?こればっかりは何も考えずにキーを回したので確認する術はありませんが、それくらいしか思いつきません。あ、もしかしてこの間の豪雨とその後の高い湿度が続いた影響?(余談ですが、仕事でも、これまで結露したことの無いようなところが結露していて、ショートする恐れがあったので大慌てで電源を切った、なんてトラブルもありました)とにかく、原因ははっきりしませんが、バッテリーが上がっていてはエンジンもかかりません(インジェクション車の押し掛けなんて想像したくも無いですw)。なので、急遽充電器を用意して30~40分ほど充電・・・。その時点でも満充電ではありませんでしたが、とりあえずセルは元気に回ってくれたので、その状態で出発。その後は、セルが回らないことはありませんでしたが、まさかこんな肝心なときにバッテリー上がりが起こるとは。トラブルは一番起きて欲しくない時に起きる、とはどこで聞いた言葉だったか・・・w

さて、そんなトラブルはあったものの、予定より40分遅れの9時10分に愛知運輸支局に到着。私が予約した第一ラウンドは10時15分までですから、それほど焦りはしませんでした。(とは言っても、写真を撮ってこなかったくらいには焦っていたのですがw)書類に関しては前回の反省を活かしてばっちりと。一発OKが出て、即、検査レーンへ。今日は平日だけあって人は少なかったです。レーンでは検査中の人が一人きり。検査員の人もいませんでした。で、順番待ちをしていると、検査員の人がトラックのレーンから飛んできて、すぐに外観チェック。タイヤについてもぼろぼろの外装についても、じろじろチェックされていましたが何も言われずに合格。ま、外観よりもボルトの締め忘れその他の方が大事、ってことですね。

で、レーンに入ろうとすると、はたと気がつきました。

「私、2灯式のバイクは初めてだ!」

そうなんです。今まではCBやV11といったバーハンドルネイキッド。ライトも昨今の卵形のような意匠が凝ったものではなく、丸目一灯式です。ごくごくシンプル。それに対して675は左目が通常、右目がハイビームの2灯式。2灯式って、入り口にボタンがあるのは知っていますが、実際はどうするのか分かっていませんでした。現に、外観検査の時に係員の人に「ライトは右がハイビーム?それじゃ、左目は何かで塞いで検査を受けてねー」って・・・。その時は、バイクに跨ったまま前に乗り出すようにして検査表の紙を左目に覆えばOK、のように言われましたが、それでチャレンジしても「×」。ああ・・・この「×」今までに何回見たことやら・・・('A`) それと、これも全く無知だったのですが、2灯式の場合はヘッドライト検査が2段階(?)あるんですね。何を2回測定しているのか知りませんが、とにかく、1回「○」が出ても、また同じように測定して、もう一回「○」が出ないとOKでは無いようで。この2回分の測定、何を測っているのかご存知の方がいらっしゃったら教えてください。

そんな感じで、2灯式の測定に戸惑ったせいもあるのか、ヘッドライトのみ不合格。あ、排ガスはOKでした。凹んでもひん曲がっても歪んでも、問題無く車検に通るマフラー。実は万が一のことを懸念して純正のノーマルサイレンサー部分だけ買ったんですが・・・無駄な出費だったかも? ま、いいや。とにかくヘッドライトのみ×なので、そのままもう一度チャレンジしてみようかとも思ったのですが、よく考えると今の私の675はリアサスのプリロードを弄っています。一回転緩めているので1mmほどリア下がりに。それがヘッドライトの光軸に影響を及ぼしているのか!?とか、場合によっては2度の軽い転倒と一度の大きな追突によっても光軸が変わっているのかも?とか、考えだすと際限なくいろいろな理由が思い浮かびます。で、それならまた諦めてプロに・・・と毎度お世話になっている、検査場横のテスター屋さんに。で、いろいろ弄って見てもらうと、やはり光軸が上向き加減だったようです。左右方向は大丈夫だったので、おそらくはプリロードを緩めていることが原因かと。後は、新車の納車時に検査に持っていった人が私より軽い人の可能性が結構高いので、体重の思い私だとリアが沈んで、光軸が余計に上向きになるのかなぁ、とも。ともかく、理由はいろいろ考えられますが、結果として調整は無事に済んでレーンに戻りました。そして光軸のみの再検査・・・・・・じーーーっとチェックしています、チェックしています・・・あれ?なんだかV11やCBの時よりも時間がかかってる?もしかしてヤバイ?と思い始めたところで「○」の文字が。ホッとした所で、「再度フットスイッチを踏む」のようなメッセージ。「ああ、そうか、やっぱり2回検査するのね。」と再び緊張。・・・・・・やっぱりV11やCBの時よりも時間がかかっている・・・けれど、こっちでも「○」。ハァぁぁぁ・・・。毎回この検査は神経が磨り減りますw しかも今回の2灯式のケースでは緊張が2倍w あんまり心臓によろしくないですねw

そんなわけで、トラブルやら私の無知やらで、今回も緊張させられた車検でしたが、何とか無事通過いたしました。これで2年間生き長らえたわけです。が・・・675については次回の車検は無いような気がしています。理由は明日のエントリーにて・・・
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