自己ベスト更新!

今日は西浦行ってきました。暑すぎず、寒すぎず。上着は要らないけど、Tシャツでは寒いので長袖・・・っていう陽気でした。その良い天気の中、なぜか台数も少なくて(12時枠で10台ほど、13時枠で15台ほど)。これだけ条件がいいと言い訳できませんよね。一応、成果をあげることが出来ました。

久々ですね、西浦のタイムを晒すのは。今日は12時の30分枠と13時の枠の1.5枠分を連続で走ることにしました。かなり大変なはずなのですが、自分のペースで走りやすかったためか、体力の消耗はさほどでもなく、一応13時枠の中盤でも59秒が出ていました。ですが、結局自己ベスト(59秒5)更新したのは12時枠の1回だけ。そう考えると、あまり喜んではいられない気もしますね。(ちなみに画像は荒いですが、今手元にスキャナが無いのでデジカメで撮ったせいです)

しかし、前回が自分でもショックなくらいタイムが出なかったので、走る前から、これはちょっと意識改革をしなきゃいけないぞ、とは思っていました。「意識改革」といっても大げさなものではありません。一言で言えば「アクセルをちゃんと思いっきり開ける」。単なる「思いっきり開ける」では乱暴なアクセル操作をするだけみたいに思えるので、「ちゃんと」をつけて「乱暴じゃないんだけど、アクセルを開けるべきところでは出来るだけ大きく、できるだけ全開時間を長く、開ける」というニュアンスを込めています。そう、全開の何度も何度も反芻すると、アクセル全開をきっちり出来ていなかったことが原因としか考えられないんです。なので、「全開」を心がけようと。で、59秒27の周では、アクセルを「オルァ(巻き舌)!」って具合にかなり意識して全開に開けていったら出ていた、と。正直、完璧に走れた周回と言うわけではないです。2ヘアを大回りしたのを筆頭に、3ヘアから最終への繋ぎが悪かったり、もうちょっと改善の余地はあるのに・・・ってレベルでした。59秒台は出ているだろうと思いましたが、せいぜい後半だろうと思ってました。それがこういう結果になったと言うことは、やはりアクセルをちゃんと思いっきり開けるということが、前回は出来ていなかったというように考えられます。逆に、アクセルをそうやって開けていると結果に繋がる、と。

そういえば、美浜で43秒を出した時は954イシカワ君がピットで音を聞いていて、走行終了後に「タイム出てたでしょ?やっぱり。だって音がいつもと違ったもん。開けてる音してましたよ」とコメントしてくれました。やはりあの時も開けていたのが結果に繋がったんでしょう。

ただ、そうやってがんがん開けていくとリスクも増えていきます。一番怖いのはリアに荷重を移してないのに立ち上がりでワイドオープンしてリアがすべる→ハイサイド という展開です。実は、12時の枠でそれをやりそうになったんです。15周目で59秒27が出、その次も・・・と勢いに任せていくと転倒する可能性が上がる、と今までの経験に基づく防御本能が働き、しばらくはちょっと抑えてました(他のバイクの追い抜きが絡んだことも原因)。で、そろそろ再度アタックをしてみるか、と18周目の最終立ち上がりにスピードを乗せるため、3ヘアの立ち上がりを勢いよくアクセルを開けると・・・ズリッ!シートからお尻が離れるくらいリアが流れて、正直その瞬間はハイサイドを覚悟しました。幸いにも無事リカバリーできたのですが、そんなことが起こるともうその後は続ける気になれません。そんなわけで、(走行時間が完全に終わっていない)19周目でピットインしたのでした。と、こんな風にハイサイドになるリスクはかなり高いと言わざるを得ません。が、アクセルを開けねば速くなれません。で、どうするかと言うと、結局タイヤがグリップするようにリアに荷重をかけなくてはならないと言うことです。3ヘアから最終立ち上がりに行くために切り返そうと思ってリアの荷重が抜けたのかもしれません。その後はリアの加重を意識して慎重になったためか、いまいちタイムは伸びてません。盲目的にタイヤを信じ込んでガンガン攻めていければ楽だしタイムという結果も付いてくるんですが、やはりリスクを背負い込んでまでタイムをアップしたいとは思いません。なので、サスの沈み込み、タイヤのつぶれをよく確認しながら、その上で限界を超えない上限を探れるようになっていきたいですね。そういうことを実感を伴って走れるようになると、もう一皮向けそうな予感がします。

とにかく!自己ベスト更新、しかも念願の59秒代前半です。去年の10月以来です。今日は満足感一杯です。この幸せな気持ちのまま、寝ます!w
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コメント
 
 
 
Unknown (APEX)
2011-05-15 22:44:28
アクセルを全開まで開けている時間が長ければ長い程タイムが出るのはその通りだと思います。
なのでいかにしてアクセルを開けられるのか、はアクセルを開けられる状況に持っていくかに繋がると思います。


自分のやり方ですが、単に立ち上がりで全開にするのではなく、全開にできる車体姿勢と自分の感覚をどっかで見つける必要があると思います。
一番得意なコーナーで出来る事を違うコーナーで同じ事を出来るように練習します。
タイミングだったりサスのセッティングだったり、車体とタイヤに完全に信頼を置けるだけの材料を集めて一個一個コーナーを抜ければおのずとベストタイムが出るのではないかと。
簡単に言ってしまえば以上の感じですが、これは走り込みと車体への理解度、信頼度が非常に重要になってくると思います。
なので得意なコーナーで起きてることを今一度思い起こしてみてイメトレしてみてはいかがでしょうか。
次は58秒台です。狙っていきましょう~!
 
 
 
Unknown (嘉平)
2011-05-15 23:46:30
>APEX君
コメントありがとう。

なるほどなぁ。「アクセルを開けられる状況」か。
言われてみれば全くその通りなんだけど、今までそういう考え方しなかったな。
「コーナーを抜けること」と「アクセルを開けること」を別に考えてました。
言われたイメトレをやってみて、苦手なコーナー(西浦の最終手前3ヘアとか)に活かせるよう考えてみます。

58秒台は絶対入れてみせますよ!
ってか、一発のタイムよりもコンスタントに平均タイムを上げて行きたいですね。
 
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