西浦を・・・「先週」走ってきた

ついに一日遅れどころか、話題が一週間遅れになるのが当たり前、というブログになりそうです。やばい傾向ですね・・・　というわけで、5月12日(日)に西浦に走りに行った話題を。

さて、先週土曜日は雨だったので自宅でだらだらしてましたが、日曜日は日中晴れ予報に変わったので（木曜日くらいまで土日とも雨予報でしたが）、西浦に走りに行くことにしました。直前まで走る気はなかったんですけどね。ですが、5月18日は私の都合、19日は全日本スーパーモタード選手権の観戦、というわけで走れません。つまり、5月12日を逃すと5月25日まで走れません。4月から毎週走っていて徐々に以前の感覚を思い出しつつある最中なので、あまり間を空けたくなかったため、特に用事の入っていない5月12日は走れるなら走っておきたいと考え、当日の朝に空きの確認電話を入れて、西浦に出発しました。

予約した走行枠は4時枠。2時枠も間に合わせようと思えば間に合いましたが、雨の翌日の日曜日の2時枠なら満員で練習にならないだろうなと思い、空いているであろう4時枠にしました。しかし、2時半過ぎに到着してみると2時枠もそれほど混雑していませんでした。20台いなかったんじゃないかな？何故少なかったんでしょうね？良くわかりません。

ピットも空いていたのですぐに停めることが出来、1時間以上余裕があるのでぼちぼちと準備を整えます。タイヤは5月3日のままなので、見ての通り左に不安がありますが、この日は「感覚を忘れないようにすること」が目的なのであまり攻め込まないよう、自分をセーブすれば良いかな、と思って臨みました。

実際、左コーナーでは慎重にアクセルを開けることに気を使いました。特に去年の6月の事故を思い出すので2コーナー立ち上がりは滅茶苦茶慎重に。ただ、初めのうちは思ったよりもグリップする気がしたので（この日は4月や5月3日に比べて気温が高かったからかも）、ちょっと早めにアクセルを開けるようにして走ったところ、4周目くらいで1分1秒07がでました。まだしょぼいタイムではありますが、前回よりも0.5秒以上上がったので、やはり徐々に感覚を取り戻しつつあるのは確かなようです。「走りにきて良かった」と思いましたね。その後は3コーナー立ち上がりでリアタイヤがうねるというか、グニグニすると言うか、なんとなくグリップ感が低下してきた気がしてきたので、あまり無理せず、走り方の再確認のつもりで1分1秒後半から2秒前半を刻む走りで終了。終了間際に一発チャレンジしましたが（これで去年はハイサイドしたので、自重できていないと言われたら返す言葉もありませんが）、1秒27どまり。これでタイヤを新品にしても59秒に入るかは微妙な感じですね・・・。1分フラットで周回することは出来そうですが、それではマダマダだしなぁ。

今回で大事だと思ったのはS字進入と1ヘア進入。どちらもブレーキ入力をこれまでよりも意識的に緩くしてスピードを殺さず、（自分の意識の中では）バンク角で曲がるつもりで走ると、タイムに繋がりました。後は意識してコントロールできたわけじゃないですが、1コーナーも進入速度を殺しすぎずに旋回速度がちょっと速めだな、と思ったときは3コーナー立ち上がり時点でのLapShotの表示されているタイムが0.3秒前後速かった気がします。ここ最近の感覚だと19秒後半が表示されていた場面で、この時は19秒3,4,5あたりの表示でしたので。それがトータルのタイムに繋がるか、というとそれは別で・・・。S字でびびったり2ヘアでラインを外したりして、結局トータルタイムには繋がらないんですが、それでも場所場所での「ここ最近では出来ていなかったベストな走り」が出来ることもあり、それらを如何にコンスタントに維持できるか、が今後の課題かな、といったところでしょうか。ともあれ、めんどくさがってサボらずに、4時枠ででも「走っておいて良かった」と思える1時間でした。

走行後のタイヤ。今まで左の溝が無い溝が無いと言いながらも5月3日や今回のように走れてしまいましたが、それはやっぱりなんだかんだで「まだ溝があった」からなんでしょう。今回は写真ででもわかるくらいに溝がなくなりました。この写真なら誰が見ても「溝が無い」と言えるでしょう。レーステックの溝の形を知っている人でないと元がどのような溝だったかわからないくらいに・・・　対して右はまだたっぷり。もったいないくらいです。が、もうこの左の状態ではどうしようもないので、次のタイヤを注文しました。いろいろ悩んだ末に、再度レーステックK1(前後)。今度は最初から温間の空気圧をしっかり調整して、無駄に削れることの無いようにしたいと思います。今回は初期の空気圧設定が悪かったんだな、きっと。