Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

手段と目的

2017年06月25日 | Weblog
教育において、
叱るか叱らないかは、
手段であって目的ではありません。

怒る教育が良く、
成果が出るのならば、
いくらでも怒れば良いと思います。

しかし、怒ることで、
多くの場合、人は萎縮したり、
面従腹背になったり、反感を持つようになります。

最近の国会議員秘書の姿や、
元官僚の座右の銘を聞いていても、
やはりそうだと思います。

それが教育の目的なら、
つまり、
面従腹背の人材を育てたり、
人を必要以上に萎縮させたり、
反感を持ちながら仕事をするような仲間を育てたいなら、
それでも良いのです。

しかし、
その人が自分で考え、
良き判断と行動が、
自分でできるようになることを
目的とするのであれば、

怒ったり、叱ったりすることだけが、
最善の方法とは言えません。

その時々にあった
最善の言葉と行動を生み出すことが、
良き教育実践ということになるのだと私は思います。

私は私の教育しかできません。
違うものが欲しいのであれば、
他をあたっていただくことです。


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