おかんのネタ帳

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海北友松特別展

2017-05-20 11:38:33 | 日々のつれづれ
あまりに眠たくて、夕べは途中まで書いて寝落ち・・・

先日、市民ホールで、京都国立博物館で開催中の、
「海北友松特別展覧会」についての、NHK公開講座がありました。
京都国立博物館の学芸部長の山本英男さんが、海北友松について、
展覧会の見どころなどをお話されたんですけど、
なんと、無料ですよ~!

あまりよく知らない絵師やし、行こうかどうしようかと思ってたけど、
行った友だちが、見応えがあったというてたこともあり、
とりあえず、講演会に行ってみようと思ったんですね。
なんせ、無料やし~(苦笑)



もともと武士やったんですね。
父親は浅井長政の家臣で、五男(三男という説も)
ということもあって、幼い頃にお寺に預けられます。
でも、父も兄も、姉川の合戦などで討ち死にして、
家の再興のために、還俗して絵を描くようになったようです。

友松の絵が良いと、絵師になることをすすめたのは秀吉やったとか。
とにかく、関わり合いのある人が歴史上の有名人ばかり。
美術に造詣のない私が、興味をそそられたのはその辺です~

山本先生のお話も面白かったので、21日までに行こうと思ってたら、
なんと、講座に参加した人全員に、招待券が配布されました!

無料の講座で、1500円するチケットが無料で!?
約400人が受講して、すでに見に行った人もいたかもやけど、
すごい大判振る舞い!!

・・・海北友松って、まさか、人気ないの?? 
いえいえ、GW期間中は、毎日6000人が訪れていたとか。

そんなこんなで、スケジュールも詰まってたけど、
時間を作っていってきました!



めっちゃ、天気も良くて~



展示があるのは、平成知新館の方です。
ここへ来るのも、もう、3,4回目かな。



ちょっと、地元の佐川美術館みたいな感じです。

狩野永徳や長谷川等伯と並び表されてるのに、
なぜか、マイナーな友松。私も知らんかったし。

家の再興を夢見て、還俗して絵師になったようですが、
「刀を絵筆に持ち替えた」友松は、寺に預けられて、
そこで 狩野派の門をたたいて絵を学んだと言われています。
永徳の死後、狩野派を離脱して独自の世界をつくったとか。

なので、初期の作品・・・これがなかなかないらしいけど、
なんせ、絵師としてのデビューが遅かったので、壮年期に、
彼がどうしていたのかは、よくわかってないらしいんですね。

今回は、初期の作品も展示されていました。

講座でも最初に紹介されたのですが、
息子の海北友雪が描いた友松と妻の絵に、
孫の友竹が賛を書いたものもありました。
友竹の賛は、友松のプロフィールというか、
彼の交友録も書かれているんですね。

それによると、友松は、明智光秀の家臣・斎藤利三が盟友で、
彼が、本能寺の変後、捕らえられて処刑されたので、
真如堂の東陽坊とともに、磔(はりつけ)にされた遺骸を奪い、
真如堂に葬ったと言われています ← このあたり、武士の血が~!

斎藤利三は、あの春日局の父。
友雪が描いた両親の絵の、母が着ている着物は、
その春日局からいただいた着物らしい。
友松の死後、貧困にあえいでいた友雪を、
幕府おかかえの絵師に推挙したのが春日局だったとか!
・・・父の恩を覚えていたからなんですね。

年代をなぞるように展示されているのもわかりやすいのですが、
彼を有名にした、建仁寺の障壁画の、雲龍図のところは、
部屋全体が真っ暗で、浮き上がるような龍が、何枚もあり、
本当に圧倒されます。龍の目がね、こっちを見てるし~

彼は建仁寺の方丈に52枚、こういう絵を描いてるんですね。

年代とともに絵の雰囲気が変わっていくのも面白いです。
公家や宮家からの注文で描いた絵になると、
人の表情や着衣も丸みがあったり。
晩年に描いたとされる妙心寺の金屏風は豪華絢爛。

友松の特徴はその「余白」の使い方にある、
山本先生が、そうおっしゃってましたけど、
今回、60年ぶりに里帰りしたという作品が展示されてて、
まさに、そういう絵でしたね。
初めての里帰りらしいけど、海外の美術館の所蔵なんですね。

滋賀県生まれの桃山時代の巨匠。
なかなか見応えがありました。

なので、そのあと、もう一軒博物館に行ったのですが、
さすがに疲れて・・・

貧乏人根性というか、せっかく京都に来たし、
東山七条から北上して知恩院前まで行き、
前から気になっていたお店をチラリ。
古い建物を改装したお店でランチ。
地下鉄で移動して、京都文化博物館へ。
そこからぶらりと錦市場へ・・・

予定通りのスケジュール!
充実した京都行きでしたけど~~(汗)

続きは、また次回。

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