おかんのネタ帳

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魅力を知ろう会

2017-02-28 23:04:12 | 舞台・映画・ドラマ
先週末、ひこね演劇鑑賞会の、次回例会「もし、終電に乗り遅れたら・・」
の、「魅力を知ろう会」があったので、彦根まで行ってきました。



俳優座劇場プロデュース公演です。
制作の箱田雅幸さんが、来てくださいました。
なかなか、お話上手です~



俳優座と俳優座劇場の違いからお話されてました。

俳優座は、加藤剛さんら著名な役者さんの居る劇団。
日本を代表する新劇団の一つですね。
1944年、に小沢栄太郎さん、岸峰子さんら10名の同人によって設立。

俳優座劇場は、劇団俳優座が、1954年に開場した劇場です。
それまで上演していた三越劇場での夜間上演ができなくなり、
新劇のための劇場を自らの手で創りたいという理想を持って、
創立10周年の時に創ろうと、役者さんたちが資金を貯めたそうです。

現在は、俳優座だけでなくどこにでも貸せる劇場として、
俳優座から、独立しているそうなんですね。
劇場として運営していくために、プロデュース公演もやってるらしい。

1980年に改築されて、客席は400から300に減ったとか。
客席と近いので、一体感のある舞台が楽しめるそうです。

お金の話も出てましたね~
東京で1本の舞台をつくるのに、いくらかかるか。
・・・2000万円ぐらいかかるらしい・・・すごいね。
衣装やセット、音楽とか~ もちろんキャストのギャラや
美術、照明、音響などの経費や人件費もいるし~
著作権のある作品は、使用料も必要やし~
稽古をする場所代もいるし~ 

前に、関ジャムでミュージカルの役者さんが出たときに、
言うてましたよね~

稽古の時はギャラでないらしいです。
上演してこそギャラが出るんですって。
舞台がロングランになればなるほど、儲かると~

1ヶ月稽古して、上演が1週間ほどなら、
役者さんもたいへんやん・・・
好きでないとできないですよね~

箱田さんは、加藤剛さんに憧れて、俳優座に入社。
そこで、制作の仕事をしていたそうですが、
事情があって退団し、1年後に、声がかかって、
俳優座劇場に入社したんやそうです。

2000万円かけて創った舞台も、東京公演だけでは、
やはり、採算が合わなくなるでしょうね。
地方公演があるから、やっていけるっておっしゃってました。

全国の演劇鑑賞会が、会員の会費でまかなうという、
そういうシステムをとっているから、成り立つんやと、
そうおっしゃってましたね。

まだ、50代、お若い方です。

福山の演劇鑑賞会の理事をされてた方と、
結婚されたようです~~

へぇ~~~、広島にご縁があったんですね!

「もし、終電に乗り遅れたら・・」は、
夭折した、ロシアのアレクサンドル・ヴァムピーロフの喜劇。
ロシアの喜劇って、どんなんやろうね~

4月13日の公演、楽しみです。






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