早稲田 41-5 関東学院
(国立競技場 14:12 キックオフ 観衆 30,163人)
終わってみれば、圧勝。
“最強のチーム”と謳われ、圧倒的との下馬評どおりだった。
戦前の春口監督(関東学院)曰く、
『最強と言っても、今までの早稲田で最強なだけ、
同じ学生なのだから、勝機はある』
確かに、前半15分までの緊張感から抜けきれないまま、
先に関東が先制していたら、展開は変わったかもしれない。
しかし、その15分の五郎丸のPGから、一気に流れは早稲田へ。
24分、首藤のまさに早稲田の伝統のごとく展開した初トライ、
29分の曽我部のドロップゴール、
そして、34分の曽我部のジャンプ&5人交わすトライ。
完全に、早稲田のペースに引き込まれ、前半で20-0。
ここまでではまだ関東はキレてはいなかった。
しかし、後半10分過ぎからだろうか、
関東が早稲田陣での攻撃を続けても、全然得点できない。
早稲田の鉄壁ディフェンスが、関東の攻撃を阻んだ。
『こんなはずじゃない』春口監督の焦った様子がテレビで映しだされる。
今年の早稲田は、ディフェンスが最強のチームなのである。
後半25分過ぎからのFW戦で関東は力尽きた(キレた)。
あの五郎丸のトライ後、消耗しきった関東の選手たちの表情だけが目立った。
そして、ノーサイド。早稲田の2連覇である。
試合後の清宮監督、
『佐々木組の日本一。指導者より選手が良い、選手の努力の賜物』
確かに、良い選手を集めてきて勝つのは当たり前。
と、ある時期の巨人みたいな事を言われることもあるが、
毎年変わる選手のなかで、5年連続で決勝にあがる両校はお見事。
清宮、佐々木のインタヴューの涙を見ると、やはりそれ以上のものがあっての、
今日の日本一。私も思わずもらい泣きしてしまった。
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高校ラグビーの地区予選からラグビーにはまり始めた私ですがこれからも数を見て勉強します。
ラグビーのBlogの書き方勉強になります。私も見習ってがんばります。
今回は下馬評通りの展開でしたね。
関東学院大も決して弱い訳ではないけれど、
前半のディフェンス続きでFWがかなり疲労してしまったのも
後半の戦いぶりに影響してしまった感があります。
噂に名高い有賀選手の活躍が見れず仕舞で
ちょっと残念です。
次はタマリバが来て、トヨタかNECでしょうか。慎平や栄次と対するというのも感慨深いものがあります。
それぞれの想いのこもった涙だったのでしょう。
本当にお疲れさまでした。
この「抜け出た強さ」がどれだけ社会人に通用するのか...今から日本選手権が楽しみっス!
日本選手権ではどんなドラマを見せてくれるのか、楽しみです!
クリエイティブなハーフ陣、スピードのあるバックス陣は十分社会人に通用すると思います。FW戦で圧倒されなければ、勝利が見えてくると思います。とにかく楽しみです。
今季は対抗戦での明治戦、選手権での法政戦とこの決勝を見ましたが、
去年以上に強いと思ってました。
さて社会人。どうでしょうか、なんか一矢報いてくれそうな気もしますが・・・
ボール争奪戦で見ごたえのある試合でした。
もちろん早稲田のバックス陣の思い切りのいい
展開力も点差になって現れたのでしょうね。