うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

河津桜が3分咲きでしょうか。

2017年02月13日 05時00分32秒 | わたしの日常です。
 皆さん、すっかり、ご無沙汰です。実は、わが妻の右腕の骨折事故によりわたしは家事多忙につき最近はおさんどん状態でした。家庭では掃除・洗濯・料理・スーパーへの買い物、病院との往復、と生活費を稼ぐための日々の勤務です。
 一時的にせよ家庭内で身障者を抱えていて、息子たちも懸命にサポート、わたし個人にとってはこの先は老々介護もありだなあとイメージしている。
 サクラは樹木医研修会場のホテルの隣の公園ですが、河津桜が3分咲きでしょうか。2月5日、時刻は14:30過ぎです。昨年もこの桜を眺めました。全国的に見て、相も変わらず千葉は暖かいんだなあ、と感じ入っています。

           
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機中での三句

2016年12月01日 05時00分45秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
 先日は研修旅行で、「小川内の大杉」 の移植を見に福岡と佐賀の県境の山峡のダム湖に行ってきた。
 旅程は、吉野ケ里町周辺の大杉・アカガシの移植地・サザンカ北限地とヤマモモの自生地 ⇒背振山⇒朝倉市隠れ家の森のクス⇒武雄市内の三大クス⇒宇美天満宮の大クス などの樹木医仲間の道行きである。
 そこでは山や人里は万葉集の風情が漂い、歴史上の人事交流の多さや戦さにまみれた土地柄に、計算されたように見える近代の最新土木を活用した移植技術工法の粋の数々が残された風に思える。
 羽田から福岡空港まで行きも帰りもJAL便の旧式のボーイング777だったが、出発時機内で作句したものを載せる。離陸後まだ水平飛行に移る前、我が句帳とも言うべき野帳には震える文字がこねくり回したように残されていた。

 ところでわたしは、実は今まで俳句歳時記を見ずにいたが、この頃、季語というか語彙不足(イメージ不足か?)を実感したのでこれからはつとめて瞥見することにしようと思う。

   ・空つ旅 目をつむりて辿る 朽ちる日々

   ・我知らず身構える震えに震災を思う

   ・秋天空 如何に飛ぶのか 居眠りをする
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郷里での樹木調査報告会

2016年11月21日 05時38分17秒 | 樹木医の日々片々

ここではわたしが出席した郷里での10月9日の巨木等の樹木調査報告会について記す。会は同級生の要請で開かれた。かかる費用を安く上げるために、兄の家に泊まり軽自動車を使い二泊三日で千葉から岩手へ帰郷した。その後振り返ってまとめようと思うが、どういうことであったのか。あれ以来一か月以上は経過、なんだかあれこれ思案に暮れているがどうしたことだろう。

 当日の参加者は、市吏員、女性一人含めて、リタイヤした学校の校長、町議会議長、区長、郵便局局員、現役の農家であるわたしの同級生を入れて合計17名参加、どうやら地元では郷土史研究をもとにした学識経験者や名士であるらしい。今回のこの会への参加の呼びかけも限定しているようだ。わたしは、数人によるこの地方特有の会始めの意を込めた挨拶の長さには、あれあれっと微苦笑である。そのメンバーは 「黄海を語る会」 や 「ワクワクセミナー剪定コースの会」 の会員であり、今回を期しそれに新たに 「ふじさわの巨木・名木を守る会」 を立ち上げるということであった。また、以前から市内に多く自生するサイカチの樹木をメーンにした 「一関市サイカチ利用の会」 というのもあるらしい。
今回の動きは規模120,000人の一関市内の人口8,300人が居住する藤沢町でおこなわれた。日本樹木医会等の団体は無関係であり、一関市を巻き込むようにわたしをはじめとして前述の有志が集まって自主的におこなわれたものである。これらは市民活動の端緒であると言えるもので、わたしとしては、むしろ本来あるべき理想的な姿であったと思う。

 都合、時間は2時間を要したが、わたしにとってプロジェクターへの接続不良でPower Pointでの説明は不十分なものであったので、即興的にホワイトボードへの書き込みを増やしたり話題を変えながら進める。雑談風に始めて日常用語を用いて実務的な話にしたつもり。また、実物の見本としてヒノキの切株と枝葉を事前に準備していただいた。質問は7件ほどであった。
 いろいろなことがあった。費用については何とか交渉して交通費だけは頂戴する。今春、同級生に呼びかけて候補樹木リストをもとにした樹木調査報告書Excel(25ページ)作成代は別だが、この日のためにこれまでに準備してきた作業はPower Point(20コマ)、Excel(3ページ)でのレジュメ資料の作成や参考図書の準備に費やした時間数は 4H×7日=28H にのぼるだろうか。
 樹木医事務所登記していれば費用の内訳は外観診断料(報告書作成含む)と宿泊費と交通費になるが、そうでなければせめて実費分は負担していただかないと後がつづかない。このことは正当な対価であり樹木医としての公私ともども社会規範のなかでオーソライズされた行為を貶めないための必要経費、とも思う。今回は縁故と恩義ある自分の生まれた土地ながら、費用はかかるものはかかるしと思うが、こういう場合の難しさを痛感する。すべからく無償ボランティアでいいはずがない。

 今回は樹木医として緊急的な治療は必要ないが、明確な年間管理計画の策定、希少な突然変異種の ガンボクエゴノキ などは樹木を管理する後継者がいないという問題、樹木医相当者不足、市当局の対応待ちとかの要因で課題がありまだまだの感がある。
 会場で新たに21本追加の巨木・名木樹木リストを入手した、ぜひとも現地ですぐ同行し調査したいところだが、わたしにしてみればかかる時間は構わないが遠方であってみれば動きにくく歯がゆい感じだ。そこではわたし自身の持ち出しも嵩むことになろう。出来るだけ謙虚に寄り添って行動したいところだが、地域の全般的な対応の難しさ、まあ、地元の人たちの動きが遅い、管理手法の無知や知識不足という現実もある。顔なじみが集まったサロン風な雰囲気ながらわが町の巨木・名木を大事に守っていこうという意識は感じられたが、これから今後、どういう展開になるかは不明なままである。いづれにしても、樹木の活力に応じて数年ごとの現調は必要になる。今のところ郷里の冠婚葬祭時に帰った際には動く予定でいる。

 ただ、わたしとしては樹木医活動はあらかじめお膳立てされたものではなくて、本来は巨木・名木は地域一体の財産であり自ら探して企画することが根本であり、単に野放図に資格や技術を誇るものではないと感じている。樹木医はいきなり計測器械による診断結果をもとめて完了とするのではなく、腐朽菌や病虫害の特定のみではなくて、生育環境に注目した直近の年間気象データ、地域特有の微気象やその地域の住民の生活上の愛護育成の経歴、由縁由来などをまず第一に考えて総合的な診断をするべきと思う。そして、やみくもに名の知られた巨木や名木を訪ねるばかりではなく、まずは身近な環境を自分の足と耳目を頼りに巨木・名木を探索するわずらわしさをも引き受けることかなと思う。



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晩秋三句

2016年11月14日 03時58分57秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
 立冬も過ぎて木枯らし一号も吹く。晩秋も極まる。街は年に一度の地元の大祭で、人気の少ない病院の診療は混まず、あっという間に終える。
 潤いの少ないこの頃に思いを致し、診療を待つ間に無聊をかこつわたしは無理に時候を詠む。しかし出来映えは、俳句のレベルに上がっていない。

  ・煙草吸い
     喉にさわりて
      虚空を見る

   ・冬ざされて
     石蕗も咲きぬる
      秋気なか

   ・赤とんぼ 昔日の如き 秋田中
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ギボウシ・スーパーサガエ を再度入手する。

2016年10月31日 05時20分00秒 | ぎぼうし栽培日記
先日、帰郷した際にたまたま寄った道の駅で、ギボウシ 『スーパーサガエ』 を¥1250.で購入した。実はこの品種については昨年も同じ場所で手に入れたが、特性的に 『サガエ』 よりも繁殖力が遅いと思っていて在庫を増やしたかった。
 わたしは売る側であるがこういう仕入れもある。珍しい品種や入手困難な品種は見つけ次第、即時に買う。見逃すといつになるかわからないのだ。ホームセンターの売り場にはたまに出るが、掘り出し物の品種はこういう地方に行った場合や、山野草店に限る。その時は財布の中身をありったけはたいても買う。
●スーパーサガエHosta‘Super Sagae’
【栽培難易度:中】(中型大葉・黄覆輪・色;淡紫色系白花・花茎; ・結実;○:発芽率?・・・・芽出し;?・成長度;?・伸長時期;?)-------メリクロン増殖変異種(芽変わり)。オランダで育種。寒河江に葉の切れ込みが入る?。



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●各品種の単価一覧表は、7/7付けのこのブログで公開しています。クリックしてみてください。
●今までのギボウシの育成や繁殖、自家栽培については、このサイト左側の、 カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。  
●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせするか、カテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。
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 ※品種の鑑定、購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームに書き込み送信をお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
             
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フェイジョアの果実

2016年10月24日 05時02分19秒 | ガーデニング・庭づくり
わが家の庭、今年のフェイジョアの果実は小粒か。フェイジョアはいまだに、珍果扱い。数だけはどっさり、木枯らし一号が吹くころに熟して自然落下する。大実の甘柿は、既に収穫終了だ。

            

            
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常磐道を走る。

2016年10月23日 06時10分41秒 | 東日本大震災のこと
前日の夕方の一関での樹木調査報告会を終えて、翌日の10/10は珍しくも朝早く実兄と濃霧の中で須川岳(栗駒山)に登り露天風呂に入る、紅葉も眺めた。
帰途に就くその午後、車中から放射能の除染具合の状況を撮る。場所は常磐道の浪江ICと常磐富岡ICの間で、無人であの田んぼの無残な姿である。放棄された田んぼは最終的にカワヤナギや真っ黄色なセイタカアワダチソウが優占してはびこるようだ。この後は、人出の少なく寂しい「ならはPA」で兄嫁に握ってもらったおにぎりとゆで卵を食す。兄夫婦にはすっかり歓待していただいた。
           

           
          
           

           
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ポポーを食べる。

2016年10月23日 06時10分29秒 | 個人の庭・エクステリア
ポポー、秋の果物の紹介です。
表面が汚れているようなわが家の百目柿(熟した味は美味、わたし同様に中身がいい?)、岩手の故郷から持ってきた林檎(千秋)、大実ナツメと、それに緑色の果実のポポーです。
ポポーは見かけは熱帯果樹を想像させるが、意外なことに高緯度地方である北米の五大湖周辺の原産地とされ、原住民にとってバナナのように栄養価の高い総合食品として常食されたそう。和名はアケビガキ!、とは思わず笑ってしまう。庭の播種苗は3年生か。落葉樹で葉は広楕円形で大きく、そしてどうも樹木の特性は高木性で小さな茶系の花を付ける、果実は熟すると自然落下するのでその時に収穫する。傷みやすいので冷蔵庫保存がいい(これが実は、市場に出回らない理由です)。
味は、生食で、パパイヤと柿をミックスした味で食感は柔らかいチーズのようである。輪切りにしてギザギザスプーンですくって食べる。2個でもお腹がいっぱいになる。香りはやや強烈か、フルーツ臭がある。そのままでも充分においしいが、スムージーにも最適か。





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油絵2点

2016年09月29日 05時42分47秒 | わたしの日常です。
これはわが家の壁にかけている油絵です。6号とサムホール版。かつて勤めていた会社で同僚になったセミプロの女性洋画家のもの。彼女は取引先の三菱商事からの紹介で入社。会社勤めは初めてのよう。聖心女子大卒で二度も結婚し二度も離婚した、相手は若い大蔵官僚、ゼネコン清水建設の常務だ。ハイブロウな出身と言えるかも。小柄で美人系、天真爛漫な年上の女性で、かなり風変わりなキャラクターで、やたらとわたしと相性が良くて社内に設けられた別室、わたしの設計室に遊びに来たものです。よく、絵の批評もしたもの。それに個展にも行ったもの。たぶん。他の社員にとっては持て余し気味だったのでしょう。
 絵画ほかの芸術一般については、わたしは分不相応ながらもよく理解していました。
 わたしは当時、かなり、彼女の絵を月賦で買い込みましたが、現在は手元に3点残っている。美術年鑑での評価は号¥33,000.とか。購入は4~12万円クラスだったろうか。抽象画も描いていたが具象ではこのような西洋梨、カラーやバイオリンなどの題材が多くて、風景画は彼女がたびたび行っていたフランスをテーマしていた。購入した絵はお世話になっていた造園会社社長や甥や姪の結婚式祝いで贈っていた。今思うと、わたしもかなり豪気なものであった。
 既に70歳近い、彼女は最終的に絵と結婚したようなものだが、今はどうしているだろうか。
                 

                 
                 
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樹木診断報告書の説明会開催について

2016年09月24日 04時56分54秒 | 樹木医の日々片々
秋雨前線が居座り天候不順の毎日、新職場着任、昨日の30年ぶりの大阪の旧友との再会、引き続きの県支部会内の研修会参加も現在は3回と慌ただしくわたしの日常は進む。10月1、2日にもある。
 そして、この3月に作成した5本の樹木診断報告書の説明会開催について田舎の中学同級生I君と打ち合わせが続く。有線の告知放送で呼びかけるとのこと。市当局も巻き込めるか、何人の参加者がいるか。Power Pointでの作成も久しぶりにやってみるか。
 このことは自分が仕掛けたことだけれど、当日の説明や資料準備を考えると妙に緊張がしている。10月9日に、場所はわたしの故郷、岩手県一関市内の公民館だが、前日に松枯れ病についての宮城県支部の松島町の宿泊研修会に参加予定。  
 経費やなんやからは自分の財布から持ち出しだ。わたしは高速道路を自分の軽自動車を運転し、二泊三日の予定で移動する。残っているテーダマツ、大スギの樹木調査、それに隣県の気仙沼の復興状況が見て回れるかどうか。
 当地で、身の回りには親しい樹木医はいない。新しい経験、遠出、出費がかさむ、さあっ、どうなることやら。
                    
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大型ギボウシです。

2016年09月09日 05時39分08秒 | ぎぼうし栽培日記
この頃、8月半ばから続いている長雨や台風が今後どうなるのか。台風9号では東日本大震災以来になるが、わが家では半日停電になった。しかしながら暦の上では、白露 も過ぎて今日は重陽の節句だ。
 わがギボウシも花が終わりに近づく。ここでは、大型になるもの、大葉の品種を4種アップする。

撮影:平成28年9月8日









●セトウチギボウシHosta ‘pycnophylla’
【栽培難易度:易】(中型三角葉・灰緑葉・縁は波打ち、葉裏は白・薄紫色系白花・花茎;中・結実;○:発芽率 良・・・芽出し;早・成長;早・伸長時期;春)----山口県周防大島の自生種。

●サムアンドサブスタンス Hosta ‘Sum and Substance’
【栽培難易度:中】(超大型大葉(葉裏-銀色)・照葉クリームイエロー色・淡紫色系白花・花茎;短・結実;×-・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春~初夏、初秋)∪--黒ギボウシ系とウラジロギボウシの交配種。ウィルスに罹患している株が出回っているので、要注意。

●シーボルディアナサンダーボルトHosta sieboldaina‘Thunderbolt’
【栽培難易度:難】(大型丸大凹凸葉・葉肉厚・黄中斑・白色花・花茎;中・結実;○:発芽率 優・良・不良・強健種・・・芽出し;遅・成長度;遅・伸長時期;春?)----オオバギボウシ系・エレガンスの変種。

●ブルーエンジェルHosta‘Blue Angel ’
【栽培難易度:中】(特大型中葉・灰色がかった緑色・淡紫色系白花・花茎;長・結実;○:発芽率?優・良・不良・・・芽出し;極遅・成長度;極遅・伸長時期;春?)----美しいブルーがかった灰緑色葉。葉長が50cm近くにもなる大型種。本来の大きさになるには2~3年かかるが、あらかじめ植付けスペースが必要になる。オオバギボウシ系。
                   
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山本七平の「日本資本主義の精神」

2016年09月08日 03時54分49秒 | 山本七平さんのこと
わたしは暇があると、山本七平の著書に読み耽る。何度も、何度も繰り返す。古い本の紙質はクリーム色が古文書のように褐色がかり、たまにごくごく小さな紙魚(シミ)という虫がいるのだ。むろん生きている。








「にっぽんの商人」は文春文庫、出版は1978年4月10日で、なんと38年前のもの。ここで山本は根気よく国内外の資料を精読し論理的に記述しているのだ。言っていることは古くなっていないし、これからのことに予言的でさえある。ほかに、「日本資本主義の精神」は日本人の原型については、荘園・武士の発生、承久の乱以降、江戸時代から明治、戦争、そして戦後の今になっても変わらない長所や短所を歴史的に解き明かす。
わたしたちは知らず知らずのうちに古典を文学的に読み過ぎたりする。歴史上のこぼれ話や極端にとびでた事件にばかり目が行ってしまう。断片的になってしまっている現代の学者の訓詁的な古書分析や、学生の受験時の切り売り的な知識は、完璧に粉砕されてしまう。時代の趨勢や底辺に流れる日本人社会の推移を見落とす、見方を知らなさ過ぎる。こんな、日本人の無意識の記憶を明文化したものである。
巷間、山本のこの実務的な論述は【山本学】と言うらしいが、現代ではこんな風に展開していく学問の体系はないものか。

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Facebookへのある書き込み

2016年09月03日 03時00分26秒 | わたしの日常です。
 以下はFacebookへのある書き込みです。わたしなりに現在の考えていることが思わず出てしまった文章です。ここに再録する。

変人№66を自称していますが、わたしは若い人が自分を若いと認めないように本心では自分自身が年寄りとは思っておりません。というのも、物事は仕事にかかわらず自分自身で何事も積み上げるものだと、10数年前につらい自営業の失敗以来思ってきました。実際のところ、身近な人たちに迷惑をかけずに、好きなこの業務ですからリタイアもないつもりでいます。
業務をおこない入る対価には厳しさを感じていますが、収入があれば勿怪の幸いということです。樹木医的には文書等で痕跡を残せたらなあとおもう。評価は顧客のみ、仲間内は論外、素人さん不特定多数の方々です。
ほかには、今まで300句もある俳句集の自費出版、12年前に執筆した冊子85頁の「緑の仕事-自叙伝風に」の追補版の発行が残っている。家庭的には自分たちの建墓、息子たちの結婚です。もちろん、すべからく、戦友である家内と相談しながらです。  
以上
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タマノカンザシの花が咲く。

2016年09月02日 18時17分19秒 | ぎぼうし栽培日記
こんなことは初めてであったが、ブログ開始以来(10年に及ぶか!)、8月は一切記事更新をしなかった。わたしがとりたてて忙しいわけでもないのだが、結果的にFacebookに樹木医関連の記事の書き込みが多いことになったのである。まあ、日常的には樹木医の活動とか、時候や時事的には台風やオリンピックがあり、日数があっという間に過ぎてしまった。実は、平日よりも土日が忙しい。

 それはさておき、いよいよ、ギボウシの花も終盤です。いずれも一日花。今の遅く咲く品種は「タマノカンザシ」、「薫風」です。中でも白花の タマノカンザシ は夜開性で、玄関の花瓶にさしているのですがオーデコロンのような引き込まれる香りを発します。
●玉の簪 Hosta plantaginea var. japonica
【栽培難易度:中】(中~大型大細長葉・淡緑色・白色花・花茎;長大・結実;×・芳香花(一重咲き)・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春?)★----マルバタマノカンザシより全体が小さい。葉幅が細身。新芽が紫がかる。
●薫風 Hosta‘Kunpuu’
【栽培難易度:易】(大型大葉・青緑色・裏白;淡紫系花・芳香花・花茎;中・結実;?:発芽率?・・芽出し;極早・成長度;早・伸長時期;春?)----タマノカンザシ系。

撮影:平成28年8月26日                    
           


       


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イチョウの樹勢回復ー大田区内マンション(再掲載)

2016年07月28日 04時29分44秒 | 樹木医の日々片々
 7/7付けの大田区内のマンションのイチョウの現地確認、樹木の経年変化の記事を、先回アップしたが、書庫の大清掃により新たに植栽・移植計画図、資料を見つけたので再度ここに載せる。
わたしがドラフターによる植栽竣工図及びイチョウの重量計算書や樹勢回復工事計画書もすべて手書きのアナログで表現したもの。イチョウの画像はデジカメ1葉、それにフイルムカメラ写真+作成資料はスキャンしたもので、編集的にはザックリしたものになり極めて見づらいがご紹介する。

【植栽平面図】

【平成28年7月】

【平成11年11月】

【昭和63年10月・樹勢回復工事着手前】

【樹勢回復工事№1】

【樹勢回復工事№1】

【樹勢回復工事№2】

  【移植計画重量計算書】 【樹勢回復計画書】


 付け加えると、ここでの資料はおおよそ28年ぶりに公開するものです。これで、当時のわたしの植栽設計、緑化計画の傾向や樹勢回復工事のレベル、全容がわかると思う。なお、私たちは開発業者からの推薦業者でもあったが、当時の造園受注工事金額7,800万円であった、今ではかなり高額と感じるが、これはバブル景気に向かうその頃の社会の経済情勢(物価高)によるものと推測している。
 わたしのこのブログをウオッチングしている方ならご存知と思いますが、樹木医的な活動と造園工事の実際的な行動をおこなっております。これらの実務経験を踏まえて植物について皆様の困りごとや問題にお答えしていきたいと思う。ご連絡をお待ちいたしております。
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