金丸文武の日本放浪ブログ

放浪の詩うたい 金丸文武の日本放浪での出来事

ハードコア

2007-09-28 13:52:42 | Weblog
ゆうべ東京の千葉よりにある街、小岩のライブハウスに行ってきた。友達がお面をかぶって踊るという。

僕の本に出てくる、いかれたヒッピーの彼だ。

街に着き、ライブハウスのドアを開ける。




ズダンズダンズダンズダン!!
ピーピー!ガーガー!
ギャァァァァ-!
ズギョギョギョギョ!!




ハードコアのライブなんて初めて来た。完全にいかれてる。

リズムなんてない。

もちろんメロディもありゃしない。

ただ陶酔して体の限界を引きずり出すように暴れている。決まりごとといえば爆音の洪水を途切れさせないことくらいか。

興奮した客がステージのマイクをとって、

「ウギャァァァー!!!!!!ギャァァァァ----!!!!!」

と全身のバネをフルに使って絶叫しだした。するとその隣の客がそいつからマイクをぶんどって絶叫。スタンドを振り回してマイクを蹴り飛ばして、タバコの吸い殻が散乱している床を転げ回っている。


こんなところに来る客だ。筋肉モリモリで全身に墨の入ったモヒカン野郎を想像してたのに、さっきから最前列で痙攣してるのは、みつあみおさげや刈り上げ眼鏡といった、いかにも冴えない感じのやつらばっか。


こいつらこれを聴いて感じて何を思うんだ?

俺には到底理解できない!


でも友達の舞はよかったな。ノイズの中で漂うようにゆらめく姿はまるで、頭の中に住み着いた妖精みたいだった。



世の中いろんな音楽があるばい。

渋谷

2007-09-26 02:00:05 | Weblog
アングラ。

それはアンダーグラウンド。
一般的に「下積み」的な意味で捉えられるが、去年の頭くらいから違うように思えてきた。

もちろんメジャーの世界に行きたがってる人達はたくさんいる。


しかし中には、表舞台ではなくあくまで我が道を行くためにそこでのみ活動している深海魚たちがたくさんいることを知った。
そこが自分たちをもっとも表現できる場所として日夜ステージにあがる。




俺のいるアングラ弾き語り界にはそういう人達が多い。
シンプルだからこそ幅が広い。必然的に理解してくれる人数も限られてくる。



今日はそんな弾き語り界の変人たちの殿堂、

渋谷「アピア」

に行ってきた。

弾き語りやってるやつならたいてい知ってると思うし、現代の名うての歌うたいはほとんどがここに出演している。

だったら

俺も

出るしかないやろ。


出演するにはオーディションをクリアーする必要がある。やっぱり東京。厳しいんだろうなぁと思いながらオーディションの予約を入れ、店のレベルがどんなもんか、ライブも観てきた。





‥‥‥‥‥‥あんまたいしたことないな。
これまでがすごい人見すぎだったのかな。


んー、俄然気合いが入ってきた。俺も捨てたもんじゃない。

よっしゃ、九州男児の熱いとこ見せてやる。

連休中日

2007-09-23 12:31:06 | Weblog
三連休やね-。残暑がたまらんね-。みんな旅行に行ってるかーい?



流しの俺には稼ぎ時なんだけど、これがゆうべは全く人出てなかった。普段の土夜よりいなかったな-。

今日は南木曽の坂の町、飯田市。連休最後の夜だ。頑張って歌うぞ-。



牛に引かれて善光寺

2007-09-22 13:38:18 | Weblog
参道で善光寺参り伝統のお土産物、

八幡屋の七味

を購入。


この前ワンマンをさせてもらった和歌山のウツボムーンに手紙と一緒に送ろう。喜んでくれるかな。


長野市では後もう一カ所面白いとこに行った。お世話になっている方に連れていってもらったのは、

中華そば「光蘭」



長野市の人間で知らないもんはいないというこの名店は、寂れた飲み屋街のハズレにこぢんまりと暖簾をあげていた。

カウンター数席のみ、エアコンなし、メニューはラーメンだけ。
40年くらいずっと大将が一人で切り盛りしてるそうだ。

まじうまかった。

これぞラーメン屋って感じで昭和にタイムスリップしたような気分にさせてくれた。

長野市に行ったら是非どうぞ。



長野県長野市

2007-09-21 02:36:55 | Weblog
長野県。きれいなところだ。

日本百名山の山々が連なる光が弾ける高原を走り抜ける。

絶壁と急流の峡谷をへばりつくように慎重にハンドルをきる。


青空を突く明峰、古代神話の神社‥‥‥



今日は一斉に刈り取りが行われており、過疎の山里がにわかに活気づいていた。

干された稲穂が夕日にきらめいていた。