エニシダ (金雀枝 マメ科 エニシダ属 落葉低木 花期5月 果期9月頃 原産地:欧州 学名Cytisus scoparius エニシダ属 箒状の意) 細く枝分かれし箒状の樹形になる。西洋ではこのエニシダの枝で箒(ほうき)を作っていたという。魔女はこの箒に跨って空を飛ぶ。枝は緑色で稜があり四角張り、小さな三出複葉がつく。花は前年枝の葉腋に黄色い蝶形花が1(~2個)つく。蝶形花は大きな旗弁、両側の翼弁、蕊が収まっている竜骨弁からなる。竜骨弁を指で押さえると、ぜんまい状に巻き込まれていた雌蕊と長い雄蕊5個が伸び出てくる。奥に短い雄蕊5個がある。園芸品種に白花、翼弁が赤みを帯びた頬紅エニシダ等がある(写真)。果実は豆果で莢が黒褐色に熟す。枝や葉が有毒ということ。エニシダの名はヒトツバエニシダ の属名 Genista(ジェニシタ)から転訛したようである。こちらの葉は三出複葉ではなくひとつ葉(単葉)である。同属にヒメエニシダがある。
属名Cytisus 古いギリシャ語のkytisso(つめくさ、クローヴァー)に由来するとされている(wikipedia)
種小名scoparius 箒状の意 枝が<scopa> 箒に利用されたことに由来。
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