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【松江】学び舎(や)のお宝展

いつものように、島根大学の構内を散歩していると、ふと上記の
看板が目に入ったので、カフェテリアで昼食をすませて行ってみた。

この展示会は、島根大学ミュージアムが所蔵品を9つの分野に分けて
展示し、同大学の歴史と現在までの活動の一端を印象的に表現している。

会場:島根大学総合研究棟・汽水域研究センター内
    (「宍道湖中海淡水化計画」反対運動の中で生まれた研究所?)
会期:11/5〜11/30 入場料:無料

展示内容:1.動物 2.昆虫 3.植物・海藻 4.化石 5.鉱物・岩石
6.考古資料 7.記録史料 8.技術史関連資料
9.旧制松江高等学校・旧奥谷宿舎(外国人宿舎)に関する資料

私は9と7と4と2が面白かった。微細なドロムシ(2〜3mm)の標本や同大学生が組み立てた恐竜パレオパラドキシアの骨格標本、小泉八雲の自筆書簡と、江戸時代の貸本屋の読本への書き込み、旧制高校時代の歴代独人講師たちなど。
別にドロムシのような微細な虫が好きなわけではないが、こういうものの採集分類命名などに命をかけている人が存在すること自体に興味を惹かれる。

大阪の単科大学しか経験してない私には、地方の総合大学は万事もの珍しい。
一体に華やかなイメージのある今どきの大学だが、ここは(男性の方が断然多いが)男女を問わず圧倒的多数は質朴で、学問の場という本来の雰囲気がある。数十年、時を遡ったような気がする。

そのあと、町に出ると、このポスターがあちこちに貼ってあるのに気づいた。
もともと地方紙の「学び舎のお宝」と言う連載記事への反響が大きかったので企画されたらしい。町の人も学生も、地元の大学に関心と愛着を持っている、実に素敵なことだ。

【付記】 この記事の4、5日後にマスメディアを賑したニュース。 

ケニアで新種の類人猿の化石発見され 「ナカリピテクス・ナカヤマイ」と命名

この名前につけられた地質学者中山勝博さん(01年夏、42歳でケニアで交通事故死)も、島根大学助教授でした。昨日のTVニュースでは、奥さんと娘さんが、会場に見に来ていました。(12月1日)
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コメント
 
 
 
Unknown (稲みのる)
2007-11-09 20:23:11
息子が地方大学に行っており、年に1,2度、カミサンと訪ねておりますが、地元に溶け込んだ大学の雰囲気は好いものですね。大学近くでカミサンと息子の三人で呑んだ折、学生さんに注ぐ店の主人のご厚意は有難いものと感じ入りました。すっかり酩酊のカミサンを支え、大学構内を抜けて息子のアパートへ戻りましたが、息子の知らんぷりがおかしかった。酔っ払いの親に閉口したのでしょうね。夜遅くに大学構内を彷徨するなんて、それこそ何十年振り。まさに時を遡りました。
 
 
 
Unknown (Bianca)
2007-11-10 11:24:50
稲みのる様
ご子息が通われるのはどちらの大学かは存じませんが、店の主人が厚意を寄せるだけのものが、日頃から両者の間に培われていてのこと。いいところに入学されましたねぇ。親は酔っていい気分、息子は恥ずかしがって他人のふり、微笑ましい光景です。
 
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