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映画「ブルー・ジャスミン」


2013 米 98分 DVDで鑑賞 監督・脚本 ウディ・アレン 出演 ケイト・ブランシェット ピーター・サースガード サリー・ホーキンス アレック・ボルドウィン 原題≪Blue Jasmine≫

NYとサンフランシスコを舞台にして、大金持ちの上流の生活から破産して一文無しになった女性の生きる様を描いたもの。2014年のアカデミー賞、ゴールデングローブ賞の主演女優賞を受けている。

生れ育ったニューヨークが大好きなウディアレンは、すでに77年の「アニー・ホール」で西海岸の生活に散々悪口を言っている。追われるようにNYを出て来たヒロインの気持はウディアレンの実際とも重なる。

もう一つは「欲望と言う電車」とも重なっている。妹の夫がポーランド系の肉体派であることも一緒。ケイト・ブランシェットが女王役の似合う女優であることも、この役にピッタリだ。


アレック・ボールドウィン
 →「ローマでアモーレ」

ケイト・ブランシェット
 →「あるスキャンダルの告白」 7-6-17
 →「エリザベス ゴールデンエイジ」8-3-3

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上記は2015年4月5日に下書きをしたものの、完成に至らなかった。多分、あの頃ずっと歯が痛くて、そちらの方に気持ちが行ってしまったらしい。今「虚栄の市」を読んでいるが、女主人公ベッキーの生き方がジャスミンと重なる。折しもセレンディピティさんにこの映画について注意喚起されたので、何かの縁だろうと、このままアップすることにした。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (セレンディピティ)
2017-03-15 16:23:07
再び失礼します。
やはりブルージャスミン、ご覧になっていたのですね。
これはアレンの毒針がぐさぐさ刺さってくるような、きっつ~い作品でしたが
それでも目をそらせないおもしろさがあって引き込まれました。

ジャスミンが何度も着ていた少々古ぼけたシャネルのジャケット
あれが彼女のキャラクターをみごとに表していると思いました。
アレンの痛烈な皮肉がこめられていましたが
こういう小道具の使い方も上手ですよね。
 
 
 
Unknown (Bianca)
2017-03-15 18:58:42
セレンさま
早速ありがとうございます。
向うの記事にTBとコメントしましたので、見てください。
虚栄心に憑かれた人生って、本当に不可思議ですね。
 
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