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【映画】借りぐらしのアリエッティ

2010 日本 94分 スタジオジブリ 監督 米林宏昌 企画脚本 宮崎駿 歌 セシル・コルベル 声 志田未来 神木隆之介 樹木希林 三浦友和 竹下景子 大竹しのぶ 松江SATY東宝にて鑑賞 ★★★

原作はメアリー・ノートン(1903-1992英)の「床下の小人たち」(Borrowers)。いつの間にか床の下に住み着いて、食べ物や道具など、折に触れて大家のうちから無断拝借している。まあ体が小さいので、目に見える被害は無いに等しく、ねずみほど害を及ぼすわけでもない。ごくたまに、角砂糖一個とか、ティッシュー一枚とかが消える程度だから、気づかれずに何年でも過ごせる。

かれらは妖精と違って、魔法を使ったり、自然を支配したりする能力はなく、単に小さいだけでほかの点では人間と同じだ。うちには専業主婦がいて、一家の主人は大黒柱。「人形の家」というものが、欧米にあるが、あの中に、ちょうど納まるような大きさの人たちなのだ。

ジブリ映画は一作ごとに作風も変り、「崖の上のポニョ」→08年8月には幼い子供たちの生命力が溢れていた。今度の作品は宮崎駿と高畑勲が40年まえに構想し始めたそうだが、全体として勢いが下り気味のいまの日本にこそ受入れられるのではと映画化に踏み切った。

庭の緑の草葉の美しさとか、伸び盛りの少女アリエッティの表情仕草のりりしさは心地よく、ワンピースの腰に差したマチ針の剣や髪を束ねるミニ洗濯ばさみが健気だ。人間の男の子に恋心を覚えるのは、こうもサイズが違うと有り得ないと思うが・・・。家政婦は顔立ちが下品で思いやりに欠けているが、まあ平均的な人間の反応はこうだろうし、忠実で有能なだけで特に悪人とはいえない。この映画には殺人も闘争もないので、私には嬉しかった。1、2度居眠りはしたけれど。

私も土地や家を持たず、借家の仮りぐらしだから、かれらに親しみを感じる。
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