わたしのちいさなたからもの

2009年11月公開の劇場アニメ「マイマイ新子と千年の魔法」を追いかけて

すずさんの食卓《~画像追加・追記~》

2013-09-18 16:44:52 | レトロ

実家にある(↑)の最初に発行された本誌特集版と一冊にまとめた単行本及び同本誌バックナンバーが、

文字が読めるようになってからの私の愛読雑誌でした。

この中の記事にもある「楠公飯(なんこうめしを含めた戦時中のメニュウを再現~試食しようということで

5月某日、埼玉某所へ。

 

再現するのは、「この世界の片隅に」上巻(第8回 昭和19年5月)の回で

すずさんが作っている料理です。

 

《 品書き 》

 

*たんぽぽの根と葉、大根の皮入りの卯の花

*だいこんとかたばみの葉の塩もみ

*いわしの干物の煮物梅干しの種風味

*馬鈴薯とはこべ入りおかゆ

*すぎな入りの甘藷(かんしょ=さつまいも)もち

*スミレの葉の味噌汁

*楠公飯

 

 (↓)まずは、当時の雰囲気作りから。(B)

(↓)こんなものも・・・(B)

 

調理する火源は、ガスではなく当時使われていたのと同じタイプのかまどを使用(↓)。

燃料は、です。(薪割の皆さん、お疲れさまでした)

(↓)それいけ、薪割り。(B)

 

(↓)火をつけます。

これが出来れば、大概の環境で生き延びられますよね、マジで。(B) 

 

(↓)決死隊一番の「料理男子」、お米を研ぎます。(B)

(↓)監督宅で炊いて来た楠公飯。土鍋からお釜に移して温めます。(B)

(↓)奥のお釜は野草入りお粥の炊き上げ真っ最中、手前は楠公飯用の玄米を炒っています。(B)

(↓)同時刻の台所。作業真っ最中、皆で甘藷もちを丸めています。(B)

 

 

楠公飯の元になる炒った玄米(↓)。これはこれで、「ポップライス」風でいけますが、

これに通常より3倍増しの水で弱火でとろとろ炊くと、楠公飯の出来上がり。 

  

馬鈴薯とはこべ入りのおかゆ(↓)。離乳食みたいですが、普通に食べられる味。

 

いわしの干物の煮物梅干しの種風味(←と、勝手に命名)。

干物から出る出汁と、梅干しの種の塩気+塩少々で味付け。手軽で合理的。

「酒の肴にちょうどいい」と好評。 

 

たんぽぽの根と葉、大根の皮入りの卯の花(↓)

出汁が利いて、おいしい。 

たんぽぽは、思っていたより苦くはなかったです。

   

スミレの葉の味噌汁(↓)

意外にも、葉っぱがクタクタにはならない。けっこう、いつまでもしゃっきり。 

味自体は、癖がありません。

   

大根とカタバミの塩もみ(↓)

カタバミの花を飾ったら、カフェに出ていても良いくらいのおしゃれな一品に。 

カタバミの酸味が良いアクセントになっていました。

 

すぎな入りの甘藷もち(↓)

すぎなは茹でてざく切り、さつまいまは蒸してつぶし小麦粉を混ぜ練ると、むっちりしてきます。

さつまいもの皮も入っているので繊維たっぷり。

すずさんが作中で作っていた大きさに成形したら、人数分に足りなくなったので

大慌てで半分のサイズに作り直し。 

 

 (↓)コスプレもしました。 準備中。(B)

(↓)二人のすずさんとお父さんの図。・・・でよろしいでしょうか?(B)

 

(↓)私が持込んだ弁当箱。 

(↓) 詰めてみました。 (B)

(↓)どどーん。

 

こちら(↓)は、参加者の一人、コレクター・さんの持込んだお弁当箱。 

こちらの方が、より《 昭和 》なスタイルです。

 

 お父さんのお弁当の再現(↓)。 

大和ミュージアムで呉工廠の刻印入り弁当箱を見て以来の野望、ついに実現!

 あれが使えたら、完璧だったかも・・・

スミレの葉の緑が、利いてます。 黄色か、赤いおかずがあれば・・・(それは、ぜいたく)

 

撮影していませんが、もうひとつ

竹の皮を編んだ容器(駅弁の入れ物)にクッキングペーパーを敷いたものにも、お弁当として盛り付けました。

 (↓)手前右側のものです。

 

 

 Tさんのお弁当箱のはその場で試食、

自分で持込んで盛り付けたものは自宅に持ち帰って食べてみましたが…

 

時間が経つほど、楠公飯の米粒の水分が冷めて、だだ漏れ。

⇒中でびしょびしょ。

 

・・・職場で食べたお父さんの心境、いかに???・・・

 

・・・な状態に。

 

(ただ、竹の皮の入れ物は水分が蒸発して外に抜けたのか、ややマシな食感。

曲げわっぱで試してみても、良かったかも)

 

当時この炊き方が流行らなくても、無理ないと思える味でした・・・

 

でも楠公飯の代わりに、白米~玄米を 普通に炊いたご飯に詰めれば、

今のお弁当としても十分イケそうです。

 

それから「美味しい!」と好評だった甘藷もちも、実は

もっと甘味控え目のひなびた味だったのではないかと思いました。

私の子供時分(昭和後半)でも、さつまいもってこんなに甘くはなかったのです。

 さつまいも自体が こんなに甘くなったのが最近(ここ20数年くらい)のこと。

 

 

おまけ(↑)。落ち葉で作った代用炭団。

 

 

 戦時代用食体験の後は、それぞれ持ち寄りバーベキューに突入。

 一日で、戦中から飽食の現代まで一気に駆け抜けた休日でした。 

(↓)BBQ代理参加の面々。(B)

 

ぎゃあーイヤー焼かないでー(B)

  

 

 

*追加写真提供;bulynkeyさん《キャプションに(B)》

 

 

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2 コメント

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楠公飯で検索してきました (ぼうぼう)
2016-11-18 22:01:21
楠公飯で検索してきました。
映画を見て楠公飯に興味を持ちました。
実際作られて食べられたのですね。
すごい!
ありがとうございます (ひぐちりかこ)
2016-11-25 14:03:16
>ほうぼうさん
まだ「この世界の片隅に」制作中のイベントをお手伝いしました。
お弁当にしたものを帰宅してから味見しましたが……
北條のお父さんの気分を味わうというなかなかない体験が出来ました。

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