ご無沙汰していたジョヴァノット。
移転後、初でございます。
堺筋本町・・・の高速道路前のテナントビルに移られたんですが、以前と変わらぬ大きさでホッとしました。
今までなかったランチ営業。
金、土曜日限定でオープンしています。
今回は友人ダナさんも誘ってのディナー。
主人を含む三人でお話出来るのは久々です。
相変わらず元気いっぱいのシェフに出迎えられ、まずは乾杯ビールを。
最近禁酒していたんですが、私の緩~い覚悟などすぐに消え去ってしまいます(笑)。
いつも通り、お任せで。
そういえば、若いお兄さんが二人もスタッフに入ったんですね。
良いことだ。
このお店のモットーは素材重視。ということで、調理は至ってシンプルです。 (かといって決して真似出来ない)
これが楽しみで毎度足を運んでいる私たち。
今回も、シェフのお眼鏡にかなった食材が楽しめそうです。
珍しくトリッパが登場。 刻まれたミントの葉がアクセントに。
トマトの酸味がガツンと効いていて、とても良い具合に食欲を刺激します。
山芋とゴルゴンゾーラチーズソース
芳醇なゴルゴンゾーラの香りと山芋の歯触り。
思いだしても涎が出ますね。
ちょっとだけ真似してみようかな。
鴨は見た目通り、良い焼き加減。
噛めば噛むほど旨味が広がります。
こちらも珍しい、手打ちのラザニア。
思ったよりも重たくないミートソースに、ほんのりと香ばしいチーズ。
ラザニアはつるんつるんしていて、いい喉越し。
私のオーダー、チーズのリゾット。
はあ・・美味しい・・・・・・文句無し。
ここでワインを楽しむために、お任せでチーズを。
ドライフルーツもバリエーション豊富で嬉しい限りです。
そしてダナさんのご希望でオイル系のシンプルなパスタを。
ニンニクと唐辛子がガツンと効いているんですが、口の中では不思議と梅?の味が。
(もちろん入っていません。酒飲んでるからかな。)
パスタのゆで加減について色々尋ねてみました。
最近、パスタで失敗することが多く、献立から遠退いているのですが、やっぱりコンキリエに逃げるのは正しかったのか(笑)。
シェフたちの賛同を得て、ちょっと嬉しい。
実際、ゆで汁の味見をさせてもらいましたが・・・・うーん・・・・・・・・・良く分からないな。(笑)
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いつもより早めに満腹感を感じ、ここでリモンチェッロを頂きました。
これには目がないんです・・・・。
鼻を抜けるレモンの香り。
一度も行ったことないシチリアに思いを馳せながら・・・・・・
優しいシェフからの気遣い。
SIBONAのチョコレート(ゴッチェ・ディ・グラッパ)を味見させて頂きました。
これ、かなり希少価値の高い商品なんですよ。
ピエモンテ州アルバ近郊(シボーナ)の蒸留所で作られたグラッパを使用。
色々調べてみたところ、一つ一つが手作業で作られているようで・・・・生産量はものすごく少ないみたいです。
私は基本酒飲みなので、チョコに酒・・・が入っていたら、自ずとテンションが跳ね上がります。
しかもこんな貴重なチョコレート・・・大事に大事に頂かなくてはバチが・・・・。
半分囓った途端、グラッパの見事な香りが鼻を抜け、そして砂糖のシャリとした歯触り。
口の中で充分に溶かしながら飲み込みます。
ああ、美味しい。正直、何個でもいける・・・・。
さすがにシェフが気の毒なので二個だけ。
私も時期が来たら取り寄せてみようかしら。
というか、グラッパ本体を味わってみたいな。
最後にデザートを。
シェフ渾身の作品、ソフトクリームでございます。
上品で濃厚。確かに美味しい。
これをいつかパフェにして・・・・という展望があるらしく、屋上にあるテラスで楽しめるよう模索中とのこと。
夏の夜なんかは風を感じ、とてもいいかもしれません。
相変わらず素敵な時間を提供して頂きました。
感謝感謝でございます。
年々、酒が弱くなっている私ですが、このお店で勧められるワインはついつい飲み過ぎてしまうくらい、ツボにハマります。
いつかシェフと夜通し飲み明かしたい、という野望抱きつつ・・・・・ダナちゃん、私が50になったら、絶対イタリア行こうぜ!