卯月の日常

グルメ、旅、時々猫

大阪一泊旅 其の二 「ジョヴァノット」

2017-09-22 11:51:31 | グルメー「伊料理」

 


ご無沙汰していたジョヴァノット。

移転後、初でございます。

堺筋本町・・・の高速道路前のテナントビルに移られたんですが、以前と変わらぬ大きさでホッとしました。

今までなかったランチ営業。
金、土曜日限定でオープンしています。

今回は友人ダナさんも誘ってのディナー。
主人を含む三人でお話出来るのは久々です。

相変わらず元気いっぱいのシェフに出迎えられ、まずは乾杯ビールを。

最近禁酒していたんですが、私の緩~い覚悟などすぐに消え去ってしまいます(笑)。

いつも通り、お任せで。

そういえば、若いお兄さんが二人もスタッフに入ったんですね。

良いことだ。 

このお店のモットーは素材重視。ということで、調理は至ってシンプルです。 (かといって決して真似出来ない)

これが楽しみで毎度足を運んでいる私たち。

今回も、シェフのお眼鏡にかなった食材が楽しめそうです。 

 

 

 

珍しくトリッパが登場。 刻まれたミントの葉がアクセントに。

トマトの酸味がガツンと効いていて、とても良い具合に食欲を刺激します。

 

山芋とゴルゴンゾーラチーズソース

芳醇なゴルゴンゾーラの香りと山芋の歯触り。

思いだしても涎が出ますね。

ちょっとだけ真似してみようかな。

鴨は見た目通り、良い焼き加減。

噛めば噛むほど旨味が広がります。 

こちらも珍しい、手打ちのラザニア。

思ったよりも重たくないミートソースに、ほんのりと香ばしいチーズ。

ラザニアはつるんつるんしていて、いい喉越し。

 

私のオーダー、チーズのリゾット。

はあ・・美味しい・・・・・・文句無し。 

ここでワインを楽しむために、お任せでチーズを。

ドライフルーツもバリエーション豊富で嬉しい限りです。 

そしてダナさんのご希望でオイル系のシンプルなパスタを。

ニンニクと唐辛子がガツンと効いているんですが、口の中では不思議と梅?の味が。
(もちろん入っていません。酒飲んでるからかな。)

パスタのゆで加減について色々尋ねてみました。

最近、パスタで失敗することが多く、献立から遠退いているのですが、やっぱりコンキリエに逃げるのは正しかったのか(笑)。

シェフたちの賛同を得て、ちょっと嬉しい。

実際、ゆで汁の味見をさせてもらいましたが・・・・うーん・・・・・・・・・良く分からないな。(笑)

いつもより早めに満腹感を感じ、ここでリモンチェッロを頂きました。

これには目がないんです・・・・。

鼻を抜けるレモンの香り。

一度も行ったことないシチリアに思いを馳せながら・・・・・・

 

優しいシェフからの気遣い。

SIBONAのチョコレート(ゴッチェ・ディ・グラッパ)を味見させて頂きました。

これ、かなり希少価値の高い商品なんですよ。

ピエモンテ州アルバ近郊(シボーナ)の蒸留所で作られたグラッパを使用。

色々調べてみたところ、一つ一つが手作業で作られているようで・・・・生産量はものすごく少ないみたいです。

私は基本酒飲みなので、チョコに酒・・・が入っていたら、自ずとテンションが跳ね上がります。

しかもこんな貴重なチョコレート・・・大事に大事に頂かなくてはバチが・・・・。

半分囓った途端、グラッパの見事な香りが鼻を抜け、そして砂糖のシャリとした歯触り。

口の中で充分に溶かしながら飲み込みます。

ああ、美味しい。正直、何個でもいける・・・・。

さすがにシェフが気の毒なので二個だけ。

私も時期が来たら取り寄せてみようかしら。

というか、グラッパ本体を味わってみたいな。

最後にデザートを。

シェフ渾身の作品、ソフトクリームでございます。

上品で濃厚。確かに美味しい。

これをいつかパフェにして・・・・という展望があるらしく、屋上にあるテラスで楽しめるよう模索中とのこと。

夏の夜なんかは風を感じ、とてもいいかもしれません。 


相変わらず素敵な時間を提供して頂きました。

感謝感謝でございます。

年々、酒が弱くなっている私ですが、このお店で勧められるワインはついつい飲み過ぎてしまうくらい、ツボにハマります。

 いつかシェフと夜通し飲み明かしたい、という野望抱きつつ・・・・・ダナちゃん、私が50になったら、絶対イタリア行こうぜ!

  


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