え??
今日のタイトル、『 文集「新しき明日」 』 って・・・なに?何それ?
でしょうね~。
高校時代、私は、1年7組、2年7組、3年7組でした。
2年生でクラス替えがあり、3年までそのままのメンバーで進級しました。
1年2年の担任は、「どいっぱら先生」でした。
昨日、先生からゆうパックで届いたのは・・・・
2年生の時に先生が「国語」を受け持たれていた、2年1組、5組、7組、8組の句集。
1年7組の歌集。
文集 「新しき明日」 (1年7組)
ほか。
もう、、私は、夢中で目を通しました~~。
高校生だった私たちの、俳句や短歌など。
素晴らしい みんな、素晴らしいよ
若さ、瑞々しさの中にも、きちんとした主張がある作品ばかり。
え~~~、みんな凄いなぁ~~。
1年7組の文集「新しき明日」については、担任の土居っぱら先生が、この文集を作成するにあたり
第三次の原稿募集までされたにもかかわらず、
「集まったのは19名分、残り27名分はついに出されることはなかった」
と、ありました。
私は、この文集に関して、全く記憶がないし、この文集を今読んで、その27名に入ってたんだな・・・。
しかし、このための投稿文だけでなく、ホームルームノートからや、読書感想文からや、
なんと、なんと、反省文までもが掲載されており。
ほんとに、いろんな文章に感動しました。
特に・・・「予餞会でガムを食べたことの反省文」の、Yくん、Mくん、声に出して笑った~。
ホームルームノートの松規くんの文章のおもしろさ、松規くんの短歌や俳句の素晴らしさには、
ああ・・やっぱり、そうだった!!と再認。
男子も女子も、俳句や短歌の、若く素直な出来栄えにも驚き。
【若々しいみんなの感性がよく表現されていて、昔日の姿が目に浮かんでくるようです。
また、既に、みんなには人生に対する態度なども確かに形成されつつあることが感じられます。
それどころか、Kさんの「足音」などは、人間がたどり着くべき、生涯を貫く深遠な思い、
境地まで予感させてくれているのではないかとさえ思ったりします】 ← どいっぱら先生からのメールの一部
同期会当日、展示させていただきたいと思ってます。
「どいっぱら先生」、ありがとうございました。
絶対、声かけて下さいよっっ
で、このタイミングで、このような文集が出てくるとは驚きです。ちゃんと保存されている先生って偉大だと思います。
予餞会でガムを食べたことの反省文、なぜ書かされたのか、何を反省したのか、興味ありあり・・・読んでみたいなあ~。
でで、「新しき明日」っていう文集のタイトル、どっかで聞いたことがある言葉だったので、検索してみたら啄木の短歌にありました。
(興味のある方はネット検索でどうぞ)
なぜこのタイトルになったかは知りませんが、もしかしたらこの歌かも?
茶色く変色した紙・・・当日持参しますね。
敏郎君は、2年8組だったから、ありますよ、作品。2年8組句集。名前はないけど、出席番号らしいから・・。
同期会当日、少年敏郎の句を観賞して下さいな。(*^^)v
新しき明日の来るを信ずといふ
自分の言葉に 嘘はなけれど
を意識して、編集者の独断で付けたものです。(発行が、3月31日ということで、みんなに相談する時間的余裕もなくて。)
それにしても、文集名に気を留めていただいたことは、今さらながらうれしく思います。啄木の歌は、ネガティブとのとらえ方もあるにはありますが、やはり、明日に希望を託す気持ちの方に重心を置いて、若い人たちの将来に期待する願いを込めて付けてみました。
しかしながら、時は移り、昨今の世上の方が、啄木の歌そのものから一歩も出ていないのではないかと思われ、それがまた人類全体の命題となりかねないかもしれませんね。
余計なことまで言って、失礼しました。
将来に期待する願いを込めて付けていただいたとのこと、やなこさん、みんなで先生に感謝しましょう!
私は文学的なことに縁はなかったのですが、7年ほど前、岩手県の花巻市、北上川の岸辺にある「イギリス海岸」に何気なく立ち寄りました。海なし県なのに不思議な地名です。
その命名者が宮沢賢治だと知り、近くの賢治記念館などをめぐって、すっかりファンになりました。
その後、同じ岩手出身の啄木の歌を知った次第です。確かにネガティブな面もありますが、誰もが聞いたことのある歌も多く、限られた言葉による表現力は素晴らしいと思います。