観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「(理系人材と)GX」「北方領土」を考察・纏め予定。放置気味ですが、忘れた訳ではありません。

国民に対する嘘

2009-03-21 10:33:03 | 護憲勢力と仲間達
民主党web-site 2009/03/20 鳩山幹事長(筆者注:この記事は時間的に3/21鳥取の幹事長の記事より前、民主党web-siteは時間を00:00:00にしているので分かりにくいが。)

妖怪呼ばわりも国民に選挙で選ばれた議員・公党に対する侮辱に他ならないわけですが、それも常態化していることなので、今回問題にするつもりはないです。

> 「本当に困っている方々に皆さま方の税金を有効に使わなければ意味がない」と訴え、定額給付金の予算2兆円分があれば、200万円×100万人で100万人の雇用を創出することができると説明。

失業者を集めて、公共事業をやろうという話ですね。寄せ集めの労働力のみでコストも払わず何をするつもりなのか全然分かりかねますが。それだったら、定額給付金の方が喜ばれると思いますよ。国民の声を聞いてみたらいいと思います。

実際は政府与党は雇用対策として雇用調整助成金など効果的な施策を行ってきています。また、定額給付金(一種の減税策)の政策的な評価は、財政赤字とコストというマイナスポイントと、生活支援・景気浮揚というプラスポイントを考量して決まるものであって、全然関係ない種類の政策をもってきても比較になっていないということは、何遍も何遍も直接指摘されていますので、これだけ集中的に取り上げられた話題でその点を覚えてないということは考えられず(いくらなんでもそこまで無能ではないでしょう)、国民に嘘の説明をし続けていると断定せざるを得ません。

*「(一種の減税策)」と「全然関係ない種類の政策と」、この辺の2つの説明を後に追加。雇用対策も公共事業も経済対策として政府与党はやってきているので、減税策は減税策として、やるかやらないか、やるならどうあるべきか、緊急にやるべきではないか(なかったか)という論点にならないとおかしいという趣旨の指摘です。以前より定額給付金に関する野党の批判のこの点に関する欺瞞性は指摘されてきました。(3/21 12:53)

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