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トランプ政権の外交安全保障戦略の信頼性と習主席への信頼

2017-04-23 12:30:26 | 日記
トランプ政権の外交安全保障戦略は信頼してもいいと思います。

ジェームズ・マティス(ウィキペディア)

>マティスは、第1海兵師団の将兵に「君たちがイラク市民に対して怒りや嫌悪を示すことが、即ち、アルカーイダや他のならず者たちの勝利となってしまうことを忘れるな("whenever you show anger or disgust toward civilians, it's a victory for al-Qaeda and other insurgents")」と訓示し、イラク市民に被害を及ぼすことを戒めた。

マティス国防長官、「狂犬」は蔵書7000冊の読書家(日経ビジネス2016年12月5日)

ハーバート・マクマスター(ウィキペディア)

> 2017年2月、NSCスタッフ全員参加の会議でマクマスターは、テロリストはイスラム的ではないから「イスラム過激派テロ」というラベル張りは役に立たない、と述べたと報道された。

新大統領補佐官はマクマスター陸軍中将!戦略家で経験豊富、著書も?(トランプの世界 2017.02.21)

>アメリカ史の修士号と博士号を取得したノースカロライナ大学では、ベトナム戦争でのアメリカ軍の戦略について批判した卒業論文を書いています。

>イラク戦争では、2004~05年に破壊された現地の治安回復に手腕を発揮して当時のブッシュ大統領に称賛され

トランプ大統領、マクマスター陸軍中将を安全保障補佐官に―未来志向の学者肌だが大のスライド嫌い(TechCrunch Japan 2017年2月22日)

>マクマスターはよく「軍を代表するフューチャリスト」と呼ばれるが、テクノロジーに対する態度は複雑で、単純な擁護者ではない。マクマスターはテクノロジーが戦争さえ解決するという「テクノロジー万能の傲慢」に陥ることを強く批判する。

マティス国防長官(狂犬というあだなで誤解がありますが)もマクマスター大統領補佐官も非常なインテリかつ見識も有り実戦経験も豊富というアメリカを代表するスーパーマンみたいな方々で、トランプと敵対する共和党主流派や民主党の方々にも認められているようです。信頼して良いでしょう。こういう人を中枢に据えるトランプの判断力も信頼していいと思います。トランプ政権はロシアよりと言われましたが、修正していますし、国務長官はティラーソン(ウィキペディア)氏ですから、ロシアとチャンネルが残っていることもいいと思います。話し合わなければ何かが解決するということもありません。

中国安全保障史という本(みすず書房)を読んでいるのですが(途中/つまみぐい状態)、不勉強を痛感します。やはり知識は重要です。

ところで、トランプ政権は中国が北朝鮮に対して行動に出ると読んでいるようです。

北朝鮮「超強力な先制攻撃」を警告 トランプは中国の対応を評価(Newsweek 2017年4月21日(金)13時26分)

>トランプ氏は北朝鮮問題への対応は「うまくいっている」との認識を示した上で「習主席が懸命に取り組むことを絶対的に信頼している」と述べた。

マティス氏やマクマスター氏、ティラーソン氏は中国専門家ではないでしょうが、アメリカには物凄い知識を持った中国専門家がいっぱいいて、そういう方々の意見を汲んでトランプ政権は判断を下しているだろうと思います。本の知識も大事ですが、本に載っていないようなこともたくさん知っているでしょう。習主席が懸命に取り組む発言も当然根拠があってのことだと思います。

北に制裁を実施する上で懸念すべきは、北の中国に対する攻撃ですが、中国は実際問題それほど恐れていない可能性があります。中国は深刻極まりない中ソ対立(ウィキペディア)をしのいできた国です。

>ソ連が中国の核施設を攻撃した際、アメリカが取る対応について非公式に打診してきたとアメリカCIAがマスコミに明かす。直後、ソ連共産党の機関誌「プラウダ」が中国を非難、間接的に中国への核攻撃を示唆した。これに対して毛沢東は中国全土に整備を命じ、核シェルターの建設を命じた。また、北京に指導者が集中していると核攻撃で全滅する可能性があるといい、指導層に地方分散を命じた。

平和ボケの日本とは違うことは認めなければなりません。中ソ対立は昔の話ですが、核シェルターは残っているはずです。中南海(ウィキペディア)の情報は中々外国には分からないところだと思いますが、あるいはアメリカは(明かすこともないでしょうが)それなりの情報を持っている可能性もあります。ともかく、トランプ政権は習近平氏がが北朝鮮を制裁するとふみました。筆者はその通りになると思いますが、もしも習近平氏がトランプ政権を騙すようなことがあれば、キツイおしおきが待っていることでしょう。

日本もトランプ政権を信頼してよく話し合い可能な限り協調するべきだと思います。アジアのことはアメリカと言えど日本の協力も必要でしょう。日本にはG2警戒論もあって(筆者もそうですが)、米中接近にはどうしても身を構えてしまうところがありますが、北朝鮮にかつてない制裁を下し譲歩を迫るには、中国の働きがどうしても必要ということは理解せねばなりません。習近平氏に期待しましょう。
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