観測にまつわる問題

ボチボチ書きます。多分土曜日にはそれなりに進むでしょう。

神学論争の終結を(加計学園問題)

2017-07-13 14:08:30 | 政局・政治情勢
加計学園問題は神学論争だと思いますね。問題を提起しているのは、明らかに野党・マスコミ側ですが、その主張は①安倍首相は加計学園理事長と深い関係にある②安倍政権下で加計学園による獣医学部新設が決まった③いわゆる「石破4条件」を満たさないように見えるが首相が権力を不正に使ったのではないか・・・という基本構造を持っており、対する政権与党側は①②は勿論否定できませんから、③の不正には使っていないと主張せざるを得ません。どちら側も自分に都合のいい論拠を持ち出しますから、不正だいや不正じゃないという水掛け論になって、どこまでも半永久的に議論が続くことになると思います。たかだか獣医学部の設置云々でひたすら議論を続けるなんて無駄の極みでしょう。政権与党や一般国民にとっては。ほとんど意味の無い議論で政権与党が消耗して得するのは野党及びコアな支持者だけです。

筆者は法的に問題があると追及者側が論証できない以上、不正は無いということでいいと思いますが、ひとつ厄介なのが「4条件」の解釈でしょう。明らかに条件を満たせば検討するというふうに書いています。政権与党側は挙証責任のある文科省側が需要を示せなかったから我々の勝ちだとしますが、文面の字面だけを見る限りでは検討しない→設置しないということにならざるを得ません(9条字面解釈論で自衛隊を違憲にするようなものです)。国民に理解できないという声が多く、支持率が下がったのはその辺にも原因があるでしょう。

政権与党側が色をなして反論するのは、痛いところをつかれたからではなく、寧ろ政治のルール・霞ヶ関のルール的には政権与党側が正しいからではないかと思います。需要がないと示せればやらないよ(できないでしょ?)という暗黙の了解があると認識していて、できなかったから実行すると政権与党は思ったのではないですか?

対して野党や文科省側は、需要を示さなかったのだから(何でできないかと言うと定員の水増しがあるからできない)、検討できないやるべきではないという論理でしょう。

これを許せば、抵抗勢力圧倒的に有利になると思います。

やはりこうなってみると(結果から考えると)「4条件」そのものが政権与党にとってはミスだったと考えざるを得ません。需要を検討し必要ないと論証できなければ検討するというような条件にしておけば良かったでしょう。そんな粗探しをされると思ってなかったのかもしれませんがね。文科省のメンツを考えた(多分ねじこんだのは文科省側ではないですか?)のかもしれませんが、だとすると政権与党は裏切られた気持ちになるでしょう。

この辺のルール・文化に関して筆者は全く知らないのでこの辺にしておきますが、「4条件」を元に検討できないかもしれませんが、検討してはならないというルール(文科省告示(高橋洋一氏の記事参照)を変更したので、プロセスに一点の曇りも無く正当に獣医学部の新設が決まったというのが筆者の考えです。

繰り返しますが、政権与党側はこの議論をさっさと打ち切るように動くべきです。野党マスコミは何処までも自分の有利な土俵で自分の主張をするだけになり、しかも何の生産性もないですから、つきあうだけ時間の無駄です。対応としては必要に応じて自分達に有利な主張を述べるだけでOKです。法令違反など重要なことは真摯に対応すべきですが、野党がそれを論証できない以上、相手の土俵で戦う必要はありません。
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