観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「(理系人材と)GX」「北方領土」を考察・纏め予定。放置気味ですが、忘れた訳ではありません。

実質的な議論を

2009-09-03 07:05:05 | みんなでやろうぜ
9月2日付・読売社説「自民党再出発 後継総裁選びを急ぐべきだ」を読みました。昨日の社説にはなりますが、同じような意見を報道上で見るので、政党支持を訴える一自民党支持者として、勝手に反論します。

>党再建にあたっては、その先頭に立つ後継総裁の選出を急ぐ必要がある。

後継総裁は非常に大事。次は誰と言う流れがないこともあり、拙速は慎むべき。

>一時しのぎとは言え、有権者に「ノー」を突きつけられて退陣する党首を首相に推挙するというのは、余りにお粗末ではないか。

自民党よりかつ麻生政権に冷たかった人・新聞は、そう思うのかもしれません。(残念ながら)支持率の低い首相を支持していた私は、そうは思いません。私はただの支持者ですが、支持政党の党首を粗末に扱う態度には疑問を覚えます。もし読売新聞さんが自民党を支持していないと言うのであれば、口出しすべきではありません。

>党内でも、総裁選先送りに反発して、「『麻生』と書くぐらいなら白紙投票」と主張する議員が少なくない。混乱すれば党分裂の危機につながりかねない。状況を深刻に受け止めるべきだ。

自らの総裁の名前も書けないような議員の存在こそ、深刻な状況の証明だと考えた方がいいと思います。多分一般的な有権者の感覚とは相当に乖離しているでしょう。実質的な意味もないのに「書きたくありません」って、大人の言うことではないのでは。この程度で分裂するというのであれば、分裂してくれた方が日本の将来のためだと思います。党内で喧嘩に明け暮れる自民党と、そうは見えない民主党では勝負になりません。麻生政権の敗因の一つは絶えぬ党内争いにあることは否定できないでしょう。一体全体何を反省したと言うのか。

>過去の例をみても、宮沢首相から河野総裁、安倍首相から福田首相と、10日前後で後継を選出している。

私もある程度見ていた安倍首相退任時に限って言えば、政権担当中なので当然でしょう。

>再出発には、惨敗の原因を徹底して洗い出すことが必須だ。

>自民党が、政権奪還に向かって力強く再起できるかどうか、国民は注視している。いつまでも茫然(ぼうぜん)自失しているようでは、これまでの「政権党」の看板が泣く。

報道を見る限りでは、「名前は書けぬ」と威勢のいいことを言う議員さんもいらっしゃるようです。力強い再起のためには、決まったことでは団結しなければなりません。くだらぬことを議論するのを止め、それぞれが反省し、前向きな提案をするべきです。

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