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麻生財相と今後の財政の方向性

2017-06-17 09:23:20 | 日記
麻生政権の時、筆者は自民党から「反麻生の火の手が上がる」のを見て、結束すべきではないかと書いた記憶があるのですが、当の麻生さんが「何とも思っちゃいない、党内から反対の声が上がることは大切」のようなことを言った記事を見かけたような記憶があります(記憶があやふやですが、そんな趣旨だったような気がします。何分昔のことなんで記事は探せません)。

これは勿論麻生さんが正しいのでしょう。党内のことは麻生さんが良く知っているに決まっています。別に筆者のことじゃないでしょうが、麻生さんも結束しろという自民党支持者の声を見て、いやそうじゃないんだこれでいいんだと伝えたかったのでしょう。

筆者は別に悪いことをしたとは思ってませんけどね。ニュースを見て声をあげるのも国民のひとつの役割でしょう。普通の国民は永田町を取材できませんから(当時は東京に済んでいましたが、それでも記者でもないのに永田町取材とか思いもつきません。相手にもされないでしょう)、知らずに発言をすることはあるでしょう。間違ってたなと思えば、自分が訂正するだけでしょう。筆者も普通に間違いを認めるのは嫌なものだと思いますが、間違いをそのままにする方が嫌なので、分かれば自分の方を変えることにしています。

麻生さんとしてはもうこれは必敗だから国民の反対の声を聞く自民党の方が良いと思ったのかもしれません。取材ができる身分でもない筆者に真意は分かりませんけれども。政治家ですから、国民の声を聞く重要性は身に沁みて分かっていたのでしょう。ただ、首相はやりたかった(笑)。権力欲の強さも政治家の特徴でしょうが、筆者はそういうのは嫌いではありません。

高支持率の安倍政権をかき回すようなことはしないでほしいですけどね(してないと思いますが)。安倍政権にモノも言えない空気はよくありません。政策論争は丁々発止でいいでしょう。そして決まったら粛々と実行していく。そんな安倍政権であったらいいと思います。

麻生政権当時バラ撒きを散々叩かれましたが、民主党政権もバラ撒き、安倍政権もバラ撒き、終わるかのように言われていた(筆者も終わるかと思った)財政は何ともありませんでした。少子高齢化で収入が減り支出が増える構造は要注意と思いますが、日本を支配していた(?)財務省は徹底的に財政を守りすぎるほど守っていたのだと思います。高橋洋一氏の主張が正しかったのでしょう。麻生さんはリーマンショックがあったからだと思いますが、バラ撒きの先鞭をつけたところがあります。

財政というのも数学でしょう。文系には分からない領域ですが、論争から逃げているのが財務省のようなので、高橋洋一氏の方が正しいように見えます。結果もついてきてますしね。ただ、結果が出ないと判断できないのであれば、政策の変更は難しくなります(財務省支配のままだったでしょう)。多くの国民が高等数学を理解する訳にも勿論いきませんが、専門家どうしの議論を煽ることはできると思います。それを見れば大体の結果は分かるでしょう。大事なことは分からない奴は黙ってろでは、永遠に専門家の言いなりだということです。大体はそれでいいのでしょうが、時に専門家も間違います。財務省支配で緊縮財政のままで良かったでしょうか?声をあげた勇気ある専門家の意見を真摯に聞き議論を促す、そういう態度が政治家並びに国民に求められていると思います。

故与謝野氏と高橋洋一氏は敵対関係にあって、与謝野氏は麻生財相と近かったことが気になります。筆者は与謝野氏は政策通だったと思いますし(高橋洋一氏も分かるような気もしますが煽り過ぎの悪い癖があります)、政策の中身に通じている政治家は実際の政策立案をする上で貴重な戦力だと思いますが、財務省に騙されたところはあるかもしれません。むこうは専門家ですから、まともに説明を聞いたら、赤子の手をひねるようなものでしょう。異論があることの大切さが分からなかったのかもしれません。財務省は恐らく財政がそれほど問題でないということに気付いています。だから、リーマンショックの時にお金を出したし(破綻寸前なら出しようもなく日本は潰れていたでしょう)、民主党政権にもバラ撒かせた(言うこと聞くから)。安倍政権は言うこと聞かない(官邸支配は著名)のでフェイクでも戦う、こういうことじゃないですか?官邸支配と言っても、国民が選んだ政治家が行政府を牛耳るのが本来です。安倍政権は建設的な異論(特に政策論争)を排除しない姿勢が求められると思いますが、それさえシッカリしていれば、特に問題があるとは思えません。

専門家集団は本当に恐ろしいですよ。そうそうは間違えないでしょうが、間違った時が怖い。フェイクニュースでも何でも流して、どんな手を使ってでも、自分達の思い通りにしようとし、間違いを認めない。日本の専門家集団というのもそんな連中である気がします。憲法学者然りですが。間違っていないなら、公正に論争すればいいのでは?としか思えませんが(普通だと思います)、間違っているのを自覚しており、それでも間違いを認めたくない場合は、執念で物凄い抵抗をしてきます。財務省がまさにそんな感じであるように見えます。

大事なことは日本の財政が大丈夫なのか否か、どうすれば少子高齢化に対応できるのか、どうすれば経済(景気)を良くすることができるのかそれだけです。この大目標に向けて安倍政権と財務省は協力するべきです。財務省は意見はどんどんあげればいいですが、最終判断は安倍政権に委ねなければなりません。

故与謝野氏は麻生さんに近かかった印象があり、ゴリゴリの財務省派だったでしょう。麻生さんは(そこが良いところでもありますが)権力欲でギラギラしたところがあるようにも見えます。安倍首相が高橋洋一氏に近いということは特にないでしょうが(本人が俺は主張してきたが聞いたのが安倍首相だけと言っています)、高橋洋一氏が財務省に目の敵にされてきたことは明らかでだと思いますが(財務省は勿論アホではないというか超優秀ですから、有能な反対派を攻撃しているに決まっています。無能な反対派の相手はテキトーで良い。獅子は兎にも本気を出すらしいですが、タイマンならそれもいいでしょうが、兎がワラワラいたら獅子も一々本気を出す訳にもいかないでしょう?)、それは高橋洋一氏が有能だということであり(専門家どうしではそれが分かります)、なおかつ発信するので、拡散されたら対応できないと警戒されているからだと思います。安倍首相は目のつけどころがよくこういう人の意見を聞いたんですね。ですから、財布のヒモを握る麻生財相がどこまで異論を受け入れることができるかが鍵になると思います。「反対派には言わせとけばいい、言うとおりにはしないけど」の人に見えなくもないのがちょっと心配です。

麻生さんはブレ人間だと散々叩かれました。全ての専門的知識を備えることもできない政治家は、真摯に(建設的な)人の意見を聞き、間違っていたら訂正する態度が求められると思います。筆者は本来麻生さんはそれができる人だと思いますが、悪口を言う人は誤りの訂正を捉えて、ブレ人間だと叩きます。所詮は悪口とはその程度の価値しかありません。何が悪く言うだけの悪口なのか、批判であるとしても建設的な意見なのかそこのところの区別がつかないといけません。麻生さんは財務省の言うことを聞くのが仕事です。ですが、財務省が間違うことも有り得ますから(今そんなふうにも言う国民の声も根強くありますから)、度量の広いところを見せて、異論を聞いてみたらどうですか?故人を悪く言うつもりもありませんが、高橋洋一さんは与謝野氏にそうとう悪く言われたらしいですし、弾圧された側です。弾圧される方にも弾圧される理由はあるでしょうが、弾圧される側が文句のひとつも言いたくなるのは理解できます。高橋洋一氏は結構煽りますが、戦いを挑まれて屈することがないということでしょう。筆者は立派な専門家だと思います。専門的な意見を圧力に負けて変えるのも止むを得ないところはありますが、それでは専門的な意見でメシをくっている専門家としてはある意味自殺行為だとも言えます。どっちもどっちですが。政治家は専門家の専門的な意見に圧力を加えるべきじゃないですよね。無視するも良し反論するも良しですが、圧力をかけるのがいけません。別に賛成しなくてもいいのですが、その専門家の意見が広まってしまったらな、まぁ良い意見だということなのでしょう(フェイクだと思えば真摯に訴え(できれば議論し)意見を潰していくことは必要です)。最悪なのは憲法違反を言うが憲法改正に反対するような頑迷固陋な象牙の塔の学者で、そういうのも結構いるようですから、その辺は判断して退場していただく方向性に持っていくのも大切なことです。
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