観測にまつわる問題

今後、強化したいのは、先進国病への対処についてです。

アメリカの「北朝鮮先制攻撃発言」に関連して

2016-10-18 01:10:57 | 政策関連メモ
米次官補「核兵器攻撃能力を持った瞬間に金正恩氏は死ぬ」(朝鮮日報 2016/10/14 09:38)

ミリ速経由で朝鮮日報記事。朝鮮日報が日本語で記事を流しているのはいいと思います。そんなに韓国に関心があるわけではありませんから、普段見はしませんが、いろいろな報道があるのはいいことでしょう。こうして日本では報道しない情報も知ることができます。

>米国務省のラッセル次官補(東アジア・太平洋担当)は12日(現地時間)「(朝鮮労働党の)金正恩(キム・ジョンウン)委員長は今後核攻撃を敢行できるほどの力を持つようになるかもしれないが、そうなれば彼はすぐ死ぬだろう」と述べた。

>最近は米国内でも民主党副大統領候補のケイン上院議員が「北朝鮮の核ミサイルの脅威が現実となれば、先制的な行動を取らねばならない」と主張するなど、先制攻撃に関する発言が相次いでいる。

北朝鮮のような国が核ミサイルを持って、それが米本土に届くようなことがあれば、アメリカも十分危ない。アメリカが先制攻撃を検討するのは当然でしょう。

問題は日本がどうするかです。北朝鮮への先制攻撃に日本が加わることはないと思います。現状、憲法の制約でできないのですが、将来、憲法を改正して加わるべきとは思いません。日本は侵略に対する反撃だけでいいでしょう。別に先制攻撃をする普通の国を批判するわけではありませんし、日本が北朝鮮を攻めて悪いということはないのですが、今回の憲法改正では、そこまで議論するのは無理だからです。日本は既に射程圏内ですから、今更予防攻撃に意味はありません。動機もないのに、先制体制を作るのは、疑念を生むもとです。余計なことはしない方が良いでしょう。

これまで書いてきたように、北朝鮮がアメリカに核ミサイルを届かせる前に、敵基地攻撃能力を整備しておくのは、依然重要だと思います。アメリカが核ミサイルが届く前に、北朝鮮を潰すなら、「無駄足」にはなりますが。アメリカが絶対にやると信じるのも、他国を信じ過ぎですし、そもそも敵基地攻撃能力は抑止に絶対必要なものでしょう。防衛の重要な部分をアメリカに全面的に頼るのは危険です。中国も攻めてきているのですから、中国がやるなら、日本も中国の基地をぶっ叩くよとハッキリ言えないといけません

憲法改正絡みでついでに言及しておくと、(安全保障に詳しい訳ではありませんから)恐らくですが、日本は集団安全保障(安保法制)があっても、仮に北朝鮮によるアメリカ本土への攻撃があった場合、北朝鮮攻撃に加わることはないと思います(敵基地攻撃能力も現状ありません)が、片務的であったら、その分アメリカの要求に対して立場が弱くなると思います。この辺のことを曖昧にせず、日本はどうすべきか、国会でちゃんと議論し、シッカリ国民に伝えておくべきでしょう。それが政治家の仕事だと思います。
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