観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「(理系人材と)GX」「北方領土」を考察・纏め予定。放置気味ですが、忘れた訳ではありません。

アメリカ相手でも言うべきは言いましょう

2016-10-18 00:09:10 | メディア
厳選韓国情報のサムソン記事経由で、トヨタのリコール問題(ウィキペディア)を復習。

トヨタの大規模リコール問題が2010年あたりにメディアに取り上げられて、筆者もトヨタを応援する方向性で記事を書きましたが、結局やはり、トヨタは無実の罪だったことが明らかになっているようです。

>2011年2月8日、急加速問題の原因調査をしていた米運輸省はトヨタ車の電子制御装置に欠陥はなかったとの調査結果を発表。ラフード米運輸長官の発表では米高速道路交通安全局 (NHTSA) と米航空宇宙局(NASA)による10ヶ月の調査結果で、電子制御装置ではいかなる問題点も見つからなかったとし、NASAエンジニアによれば急発進が発生した自動車9台について電子制御装置に異常現象は見られず、NHTSAの調査でも加速ペダルと運転席フロアマットの欠陥による問題は確認されたものの、急発進事故の殆どが運転手のミスと確認された。

>なお、この最終報告について日本のワイドショーはほとんど報道しなかった。また、翌日の2月9日に、トヨタ株は2010年1月の水準を回復した。ワシントン・ポスト紙は2011年2月9日の社説で、米議会による一連の「トヨタたたき」は、ニュースの見出しを狙った政治的に引き起こされたヒステリーだったと米国側の対応を批判し、議会は自制や大局観を失っていたとした。またトヨタ社は、世論の袋だたきに遭うため、経営陣に顧客批判は不可能だったと同情的に総評した。一方、米消費者団体は政府の調査が不十分だとしている。

アメリカ議会のトヨタ叩きのパフォーマンスはやはり問題があったと思いますが、米政府が問題がないことを公式に認め、米報道で米議会があったことは救いでしょうか。釣り合わないですけどね。

情けないのは日本政府とメディア。当時、鳩山首相はトヨタを庇うのではなく、米消費者・米議会側にたったのですが、冤罪に加担したということで、やはり大きな間違いだったのではないでしょうか。アメリカが謝りを認めた時も民主党政権だったようですが、自分の政党の誤りを認められなかったのでしょう。アメリカを追及することはなかったようです。野党自民党もこれを大きく取り上げさせる力はなかったようです(ただし、問題が起こった当時は確か森元首相がトヨタを庇ったような記憶があります)。ワイドショーでほとんど取り上げられなかったのは何故ですか?アメリカに対して何も言えないからですか?民主党政権を庇いたいからですか?政府に逆らえないからですか?日本の企業が冤罪で大ダメージを受けたことが確定したのに、大きく報道で取り上げないなんて、全く情けない限り。今ならネットで炎上して政治や報道に繋がるという流れがあったかもしれないですが、それもおかしな話。メディアは左派政党の政権だろうが何だろうが、アメリカ相手だろうが何だろうが、冤罪で日本が大ダメージを受けるなら、大きく報道して、問題の再発を防ぐことに繋げるべきでしょう。国民が憤激するかもしれないとか、日本国民を信頼していない証拠だろうし、これほどの問題を取り上げないなんて話になりませんよ。自分の情報収集不足もあったかもしれませんが、重要な問題がメディアで大きく取り上げられないと多くの国民に伝わらないでしょう。米議会で取り上げられた時は、大きく取り上げた以上、重要な問題ではないとは言わせませんよ。当時の報道を詳しく知るものではありませんが、報道も鳩山政権よろしく米議会に迎合したんですかね?それでバツが悪くなったんですかね?ならば、冤罪で叩いてしまわないよう慎重になるべきでしょう(自分も注意しますが)。当時素人でも米議会の叩きは怪しいぞと分かった(筆者だけでなく、そういう声も多くあった)のですから、それが出来ないとは言わせません。やってしまったなら、やってしまったで素直に認めて、謝罪し、正しい報道をするべきです。

他に気になるのは、韓国系アメリカ人の集団訴訟くだり。韓国人は日本に喧嘩を売らなければ死んでしまうのですか?だったら死ねばいい。韓国人が日本に敵意を見せる以上、日本人も警戒せざるを得ないでしょう。アメリカが何とか仲良くさせようとするのは分かりますが、聞ける話と聞けない話があると思います。アメリカのリベラルの一部は韓国を使って日本を牽制するというような本を堂々書いて、翻訳され日本で出版されもしているのです(このブログでも取り上げたような記憶があります)が、まだそんなことを考えているなら、ハッキリ言って辞めて頂きたい。アメリカが韓国をけしかけているようなことがあるとするならば、それを止めれば幾分仲良くし易くはなるとは思いませんか。


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