観測にまつわる問題

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民主党は稲嶺進氏の推薦を取り消すべき

2009-12-30 08:15:07 | 護憲勢力と仲間達
名護市長選で基地反対を明示する稲嶺進氏ですが、民主・共産・社民・国民新党の推薦を受けています。5月までの先送りを明言していることも含めて、民主党が自分で煽った基地反対の炎を扱いかねてか確信犯だか知りませんが、勝手に国益を損ねて国民を道連れにしようとしているのは明らかだと思います。検討中的な当たり障りのないことを言いながら、実質的に交渉相手の米国が支持し政府合意済みの現行案の選択肢を葬って、当てのない航海に国民を連れ出そうというわけです。大迷惑極まりない。

民主党(国民新党その他も)がいやいやマニフェスト通り(見直しの方向で)検討しているだけとするならば良いアイディアがあります。簡単です。推薦を取り消せばいい。誘致を明言せず曖昧戦略を貫いている(これは基地反対派自らが指摘している事実です)島袋吉和氏の方が民主党マニフェストにある文言には近いことは明白ではないでしょうか。何しろ稲嶺進氏は県外移設を明言しており、である以上選択肢が狭まるのは疑いありません。理屈を言えば、国政に関する事柄である以上、市長選で結論が下ることは有り得ないのですが、八ツ場ダムにおいて多くの住民の意志を踏みにじったご都合主義の民主党が退路を断たれた(というか自ら退路を断った)後に引き返せるかは大いに疑問とせざるを得ません。

とにかく鳩山首相は見直したいだけなのであれば、針の穴にロープが無理だった時は現行案ということを岡田外相のように明言する必要があります。それが出来ないならば当ての無いまま事実上政府合意を反故にしたということになります。鳩山政権の対外的信用度は極めて低く多くの国民が薄々感づいているように外交無能だということなのでしょう。そして基地反対を明言する稲嶺進氏の推薦を取り消すことです。結論は曖昧にしなければ検討出来る物ではありません。

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