観測にまつわる問題

遊びに行ってきます。それでは。

空飛ぶ車を生み出す現場の空気とイノベーション

2017-06-17 15:28:13 | 政策関連メモ
「空飛ぶクルマ」は夢じゃない 投資殺到する理由 (日経新聞 2017/6/13 6:30)

>子供の頃、夢中になって読んだSF(サイエンスフィクション)小説によく登場した「空飛ぶクルマ」。米ボストン郊外に本社を置くベンチャー企業のトップ・フライト・テクノロジーズは、この実現に「最も近い企業」として世界から注目を集めている。

>特に熱い視線を送るのが、米シリコンバレーなどで活躍するベンチャー投資家たちだ。2015年11月には、サンフランシスコに拠点を置くスクラムベンチャーズなどが計175万ドル(約1億9500万円)の資金を同社に投入。日本の大手企業からも資金を預かるパロアルトのトランスリンクキャピタルも出資した。「今、空飛ぶクルマは最も有望な投資対象領域の一つだ」(スクラムベンチャーズの宮田拓弥氏)

>空飛ぶクルマの開発に情熱を傾けているのは米国に限った話ではない。欧州でも数々のベンチャーが登場し、テスト飛行を成功させている。

>スロバキアのベンチャー、エアロモービルは17年4月、20年にも市販する予定の2人乗り空飛ぶクルマの先行予約を始めた。小型飛行機のような見た目で、地上走行時は翼を折り畳む。

>ドイツの西部カールスルーエを拠点にするイーボロが開発を進めるのは、大型ドローン「ボロコプター2X」だ。機体はヘリコプターに近く、電動モーターで動く18個の回転翼で飛行する。13年に初めて無人飛行に成功した後、改良を重ね、今年4月、新デザインの「バージョン2」を発表した。

>同じくドイツで15年に創業したのがリリウム・アビエーション。5人乗り電動小型飛行機で、「空のライドシェアサービス」の提供を目指している。17年4月に初の飛行実験に成功した。

>注目すべきは、この熾烈な開発競争に「空の専門家」も参戦している点だ。

>航空大手の欧州エアバスは、空飛ぶタクシーを開発するプロジェクト「ヴァーハナ」を昨年、立ち上げた。シリコンバレーに設置した同社ベンチャー投資部門が1億5000万ドル(約160億円)を投じ、サンノゼ国際空港近くの開発拠点で機体を設計している。

>これだけ多くの企業が空飛ぶクルマの開発に傾倒するのは、それが「未来の公共交通インフラになる」と見ているから。空を飛べばクルマよりも早く目的地にたどり着けるため、都市部でも利用が広がると考えている。

>シリコンバレーにいると見えてくる現実も、日本の本社で口にすれば「何、バカなこと言ってるんだ」で一蹴される。「世界から日本は取り残されている。安穏としていてはダメだ!」。そう訴えても、シリコンバレーの空気に触れていない日本の幹部には伝わらない。

空飛ぶ車がモノになるかどうかは分かりませんけどね。ものとか落としたら凶器になるんじゃないかとかいろいろ考えますが、飛行機は既に飛んでいますし、ドローンも飛んでいます。凶器と言えば自動車も凶器ですし、まぁ何とかなるんでしょう。多分。

気になるのが、日本が取り残されているらしい部分。モノになったら送れちゃうなあ、先行者利益は掻っ攫われちゃうなあと思います。イノベーションに投資するアメリカの努力は中々どうして立派なものだと思います。モノにならなければパーになるところはありますが、そうやって技術が蓄積していくところもあるのではないでしょうか?

日本にアメリカのようになれっていっても無理でしょうし、日本は日本のままでいいでしょう(何もイノベーションしなくていいと言っている訳ではありません)。でもまぁ分かっていてやらないのと、知らないからやらないでは大きな差が出てくるだろうと思います。本当かどうかは知りませんが、シリコンバレーの空気に触れてもいない日本の幹部は知らないんだそうです。少なくとも日経新聞はそう書いています。

まぁ今から参戦したところで美味しい部分はおさえられており、高値掴みするのがオチだと思いますけどね。

そうならないために不断の調査が必要なのではないですか?自分でやれっていう話でもあり、肝心の部分を見せてくれるとも思いませんが、最新の技術動向ぐらい企業の幹部は知っていていいような気はしますけどね。

東京もそうですが、首都は失敗できませんしね。大阪が意図的にもっとイノベーションを誘発していけばどうですか?中部はモノづくりの拠点ですが、中部国際空港の規模が小さいようです。関西国際空港はサンフランシスコ(シリコンバレー)にも行けますし、ボストンにも行けます。東京がやれないなら、大阪がやるしかないと思いますけどね。サンフランシスコは大阪の姉妹都市でもあります。と思ったら、大阪イノベーションハブなるものが既にあるみたいですね。2013年からみたいですが。釈迦に説法かもしれませんが、先進地域の空気に触れることも重要でしょう。大阪からイノベーションが生まれることを期待したいと思います。

大阪が東京に勝つという目標自体が土台無理な話ですからね。大阪は東京ができないことをやって、一発当てて太く儲ける。そんなイノベーション拠点であったなら、大阪が単なる日本第2の都市に堕してしまわないのだと、東京に対抗できる重要な都市なのだと言えるのだろうと思います。

これは国家戦略特別区域(ウィキペディア)の基本的考え方でもあるでしょう。加計がどうした、お友達がどうした、小さい、小さい。そんな小さい心で日本の政治を考えられては困ります。東京が鬼に金棒でイノベーションするのも良いでしょう。ですが、地方が知恵を絞って違いを出していかなければ、ゆっくりとした死が待っているのではないですか?そのための戦略特区であり、経済活性化の要ですよ。
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