観測にまつわる問題

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軍法と沖縄

2017-08-09 14:44:41 | 政策関連メモ
ちょっと何を読んだか失念してしまったのですが、織田元空将が軍法の必要性を訴えていたのを読んだので、検索してみました。

元空将・織田邦男氏の『This is サムライスピリット』(軍法会議)、自衛隊員の優秀さウラ話 【虎ノ門ニュース楽屋入り】(個人ブログ「テレビにだまされないぞぉⅡ」 2017年5月29日 (月))

>百田氏「軍法会議がなければ、自衛隊員が敵前逃亡すると思えないが、ないとそういうケースも。これ重要で軍法会議の最高刑は死刑。(敵前逃亡防止で死刑というのは軍として規律を維持する為にどこの軍隊でもあるという話)」

>織田氏「日本人はすっごい優秀ですよ。
私は2年8ヶ月やって、ある時中東に行ってアメリカの指揮官達と集まって昼食会をやってくれて、何かスピーチしろと。自衛隊派遣から5年経った時点で、実は自衛隊は軍法会議がないと言ったら、皆イナバウアーしましたよ(笑)。
>それなのに何で逃亡者が出ないんだと矢のような質問で、私は何と答えたら良いのか分からないから、danger『This is サムライスピリット』だと(笑) 
>不祥事が1件もない。1件も。だいたい駐屯してたら交通事故起こしたりとかケンカとかあるが、5年間1件もない(笑)素晴らしい。」

やはり軍法は必要でしょうね。織田空将は確か軍法会議ができなくともせめて軍法だけでもと仰ったようですが、それはその通りだと思います。あわえて安倍首相の改憲案を大いに賛成していましたので、恐らく現行でもできるんじゃないかと思います。

如何に問題が無い(少ない)と言っても、実践をやった訳ではありません。軍隊は想定外を想定しないといけないのであって(如何なる事態にも対応しないといけないのであって)、万に一つでも敵前逃亡されたら戦線が崩れて皆死んでしまうということも考えられる訳です。そんな時、独り命が助かった逃亡者を悠長に刑法で裁くんか?という話でしょう。自衛隊はクビになるでしょうが、刑罰は極めて軽くなる可能性が高いです。逃げたらダメなんて法律は(恐らく)ないからです。やはり軍隊には軍隊の法律があって(自衛隊は軍隊ではありませんが)、法がないままモラルでカバーするという状態は危険であると認識するべきでしょう。日本人のモラルの高さは定評がありますが、刑法がなくていいと主張される方はまずいません。

さて、沖縄で問題になりがちな日米地位協定の問題ですが、アメリカにはアメリカの軍法があります。いろいろ論点はあるでしょうが、まずは日本なりの軍法に関する考え方を確立してみては如何でしょうか?(多くの国民・県民が)何処か日本の憲法刑法でアメリカの軍人を裁くことを当たり前に思っていないか、その辺がネックであるような気もします。


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