観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「(理系人材と)GX」「北方領土」を考察・纏め予定。放置気味ですが、忘れた訳ではありません。

マッチポンプ壁新聞

2012-08-17 01:40:33 | メディア
「日本のナショナリストが中韓関係をこじらせている」米紙が東京発で報道 中韓主張に沿う表現を列挙(MSN産経ニュース 2012.8.16 21:33)

>米紙ウォールストリート・ジャーナルは15日、東京発の特派員電で、日本では「ナショナリスト(民族主義者・国家主義者)の政治家や活動家が新たな影響力を振るっており、中国や韓国との関係をこじらせ、東京の政策担当者の頭痛のタネになっている」との記事を掲載した。

李明博大統領の竹島への上陸、香港のナショナリストの上陸こそ見紛うことなき挑発行為。日中・日韓の関係をこじらせてきているのは、どう見ても中韓の方だ。中国の圧倒的なまでの挑発(体当たり事件)をもう忘れたのだろうか?日本も自国の領土ぐらい守らなければならないことを忘れてほしくない。韓国に至っては、日本が竹島を武力占拠する可能性など皆無なのであって、韓国は放っておけば良いものをジャンジャン自ら挑発してきているのが実情。

>記事は15日に2閣僚が民主党政権下で初めて靖国神社に参拝したことや尖閣諸島の国有化計画、米ニュージャージー州パリセイズパーク市に設置された慰安婦碑の撤去を自民党の有志議員団が求めていることなどを中韓の主張に沿うような表現で列挙している。

尖閣諸島は中国の攻勢(明らか)が強まる中、きっちり守っていく必要がある。特に中国を挑発するためにやっているわけではないのであって、物事の流れというものを無視して記事を書いてほしくない。今回の事件(明らか過ぎるぐらい明らかに中国が起こしたものだ)も日本がちゃんと尖閣を統治していれば、起こらなかったはずだし、起こったとしても大した事件にならなかったはずだ。無人島だからこそ、中国が挑発の誘惑に負けてしまうわけだ。石原都知事の尖閣購入の話は漁船体当たり事件で舐めきられた(これ以上ないくらいの挑発行為をうけた)日本人の危機感が後押ししたもの。中国はあのような下劣な行為をしておいて、何事も無かったように振舞えると思わない方が良い。中国はあのようなあからさまな体当たりを行なった以上、きっちり裁かれるべきだったし、謝罪するべきだったのだ。それを大嘘こいたあげく、日本を侮辱し、「懲罰」まで加えるというとんでもない国辱行為を行なった。かくなる上は、日本は自衛せざるを得ない。手をこまねいて中国に領土を強奪されるわけにはいかない。

慰安婦像に関しても、100%の純度で韓国の挑発行為であることは疑いない。大使館の前に慰安婦像をたてる国が何処にあろうか?韓国しかいない。舐めきるにも程がある。アメリカ大使館の前に原爆や空襲(焼夷弾)で苦しむ人の像を建てたらどうなる?また件のアメリカに建てた慰安婦像もフザけている。何時まででもそういうアピールをしたいなら、自国(大使館前とかではなくてな!)でやればいい。一々一々アメリカで日本の戦争犯罪とやらをアッピールする韓国は要するにアメリカの力を借りて日本と喧嘩したいということだろう。日本が韓国に何をした?慰安婦問題は請求権問題が最終的かつ完全に解決しているにも関わらず、日本は補償を行なったし、謝罪の談話も幾度と無く出している。国宝の朝鮮儀軌をくれてやっても感謝すらせず(フランスと違って略奪したというわけでもない)、より居丈高になるのが韓国だ。記者はちゃんと勉強してほしい。

>2閣僚の靖国参拝については、靖国神社を「過去の帝国主義と強く結びついた施設」と説明。参拝が「韓国との紛争をさらに燃え上がらせた」とした。

靖国神社は戦没者を祀った宗教施設なのであって、韓国がいうような犯罪者を祀る施設ではない。日本と戦った人はそうした施設に好感は持たないだろうが、戦没者を祀ること自体は普遍的な行為であって、参拝を特に問題にしないのがマナーと言える。アメリカ兵に親族を殺された恨みのある日本人がアーリントン墓地を訪れたアメリカの政治家を問題にしたらどうだろう?政治家とて一個人なのであって、一々参拝に噛み付く方がおかしい。
アメリカの采配で靖国は民間の宗教法人となったことをもうお忘れだろうか?それでケリがついたはずなのであって、参拝を一々勘ぐるのは止めた方がいい。

>日本の政治家は中国が「テロリスト」と位置づけるウイグル独立派の国際会議を5月に東京で開いた

ウイグル独立派を養っているのはアメリカ。ちゃんちゃらおかしい。

>政治家らの多くが「自衛隊の任務を厳しく制限する平和主義の憲法の改正」を究極の目標にしており

何これ。自衛隊の任務を厳しく制限する平和主義憲法を改正するように強く要求してきたのはアメリカ。アフガン・中東に派兵しない(できない)日本にイラだってあれこれ要求してきたのを都合よくお忘れらしい。好意的に見てな~んにも知らない不勉強記者が中韓の言い分を丸呑みして書いた記事なのだろう(悪く取れば件の嫁が中国人記者のような確信犯)。自衛隊の任務が制限されすぎると、攻撃されるのが分っていても攻撃されるまで手を出せないというような馬鹿なことになるから、憲法の適切なあり方を検討すること自体は正しいとは思うが(日本は一度だって憲法を改憲していない)。