赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

南越谷阿波踊りの奇跡と危機

2012-08-21 21:00:56 | 日記
 28回を数える開催になった南越谷阿波踊りですが。
 危機もあり奇跡のようなことも。

 毎年8月末近くの土日に開催される南越谷阿波踊り。
 夏の終わりに雨が降ることも多いのですが。
 しかし、雨による中止は一度も無いのです。
 流し踊りが終わった夜の9時半に、突然豪雨になったり、開催前の豪雨が流し踊りのスタート にはぴたりと止まったり。
 そんな奇跡のようなことも度々あったんです。

 そして危機が。
 或る年。
 南越谷阿波踊りが開催される直前、主催者の会社で事故が。
 大工さんが屋根から荷物を投げおろすときに自分も落ちてしまい亡くなったんです。
 主催者の会社は24時間ゼロ災害を目指し、社員や職人さんを大切にしていたのは誰もが知るこ となんですが。

 主催者のトップは悩みました。
 準備をしてくれていた方々。
 楽しみにしてくれている方々。
 でも直前に事故で亡くなった職人さんの家族を思えば。
 トップは悩みぬきました。

 トップは決断したんです。
 開催直前ですが、南越谷阿波踊りの中止を。

 しかし、無くなった職人さんの遺族から「是非開催してください」と。

 結局、南越谷阿波踊りは開催され、今に28回も継続する事になったんです。

 阿波踊りを南越谷に。
 新興住宅の街に皆が共通の祭りを。
 ふるさとに帰りたくなるような祭りを。
 そんな情熱で始めた阿波踊り。
 中止の決断は苦しみぬいた結論だったでしょう。
 その苦しみぬいた決断が人の心を動かしたんでしょう。

 そのトップこそが、赤カブ不動産屋が尊敬してやまない前職の創業者だったんです。
 
 この本を読んでから、ますます創業者の事を思い出します。

 今日も応援ありがとうございました。
 
人気ブログランキングへ


 
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第28回南越谷阿波踊り | トップ | 南越谷阿波踊りあれこれ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事