風の谷通信No12-012
大相撲界が湧いている。もう何と言っても止まらず、一丸となって「稀勢の里
が横綱に」しかないみたい。
世間に通用しないとは思いながら一言記録しておきたい。
「稀勢の里の横綱を急ぐな。せめてもう一場所待て」と。
もしこのまま横綱に昇進したら、幕内40人ほどの中で、横綱が4人・大関が
3人、それに関脇と小結の合計4人がいる。そんなバカな話?番付票の上が
重くてひっくり返るぞ。
加えて、今場所に琴奨菊がどれほど苦しんだであろうかと思うと胸が痛む。
それにも懲りずに「強い大関・弱い横綱」を演出するのか。
角界の外野が騒ぎすぎで、浮足立っている。ちょうど、真珠湾攻撃に似た
世相だ。
みんなが浮かれている。世相に流されている。そして誰も責任を取らない。
この記録が杞憂に終わることを切望するのみ。