風の谷通信No.12-065
つい最近の官房長官の記者会見を見ていて、怖れを感じた。東京新聞の望月記者が相当執拗に食い下がったので官房長官が憤然としていたからだ。つい、国谷キャスターの件を思い出したのだ。
案の定、ユーチューブに彼女を蔑む投稿が現れた。例によって暴力的・威圧的なナレーションである。内容は彼女を非難・中傷するものである。バカ呼ばわりしている。
心配していたら、今日のブログ情報に「官房長官が警察を使って彼女の身辺調査を始める」という記事がでた。有り得ることだが、いかにもアベ政権らしい汚い危険な情報である。国谷キャスターを追い出したように、権力を利用して望月記者を記者クラブから締め出すとか、前川元次官にしかけたような個人攻撃を仕掛けるかもしれない。女性としての人格を害するような攻撃だってやりかねない。汚い。
ついでに言えば、今日の前川元次官の記者会見を見ていて、この人はガードマンを使うべきではないかと思った。もしかしたらどこかで襲撃されるかも知れない。事実、何人ものジャーナリストたちが闇に消されているのだから、前川さんだっていつ消されたり、痴漢やスパイの冤罪で投獄されるやも知れない。これを防ぐために二重三重に安全・誠実を確認できるガードを雇って身辺を警護させることが必要ではないか。
今やこの国はそんな国柄になってしまったのだ。
政治から遠い田舎の世間は平和です。ありがとう。