風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

12-064藤井四段の語彙力

2017-06-22 18:34:57 | この道の先に

風の谷通信No.12-064

藤井フィーバーだよ。昨日現在28連勝。

そこで、今日の昼間のバラエティー番組では・・・これが問題です・・・どんな将棋を指すのかとかどんな勉強をしたとか将棋教室がどうだとかの議論がなくて、昼飯に何をくったとかどこの店でなにがうまいとか、スーツ姿が似合っているとかそんな話が中心で。要するに将棋からは程遠いような話題が中心なんだ。バカ。テレビは本筋を離れた遊びしかやらないんだ。

 

何日か前、まだ20と数回の連勝中の頃、インタビューを聴いていて驚いたのは、彼の語彙の豊富さだった。とても現世代の中学生の語彙とは思えないような広範で多様な語彙だった。「語彙」と言う以上は単なる単語の集積ではなくて、ある種の範疇に属する概念の集積である。そして、今日の朝日新聞によると、かれは沢木耕太郎や司馬遼太郎を愛読するという。社会問題にも関心が強く20~30分かけて新聞を読む、とのこと。さもありなん。司馬遼太郎はともかくとして沢木耕太郎なんて、この私もほとんど読んだことがない。比較的最近にある新聞に連載小説が載ったのでそれを通読した程度だ。語彙もさることながら内容自体が高度である。こんなレベルの作品を中学生で読み通している・・・というか。

振り返って我が身のすぐ傍に若者がいる。中学へ入った時に「もう中学生なんだから新聞くらいは読めよ」と言ってやった。「受験のためなんてことを言わずに文章を読む訓練をしろ」とアドバイスしてやった積りである。あゝ空し。新聞なんてからっきし読まない。じゃあ部活で一流になるのかと言えばとてもじゃないが・・・。6年経って新聞も読めないままに高校を卒業するのか!天才少年の真似は及びもないが、せめて日常の新聞くらいは読んでくれ。

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