乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『藤ノ木古墳』  奈良県/斑鳩町法隆寺西

2009-03-22 | 民俗考・伝承・講演

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 突然、息子と二人だけでミニバイクで出かける。

 斑鳩の図書館と法輪寺、法起寺、法隆寺、藤ノ木古墳、斑鳩の里の田畑、斑鳩の家並み(民家・集落)を楽しむ。

 

 夫は休日の今日も書斎で仕事。

 娘は久しぶりに家。

 自分の部屋をかたづけたり、ナンを焼いてくれるという。

 上のような理由で、二人だけで出かけた。

 

 二十歳もとうに越えた息子の母に対する親孝行。

 そろそろ、息子との外出も減る事だろう・・・。

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 さて、最近 私は古墳がかわいくてならない。

 というわけで、法隆寺に行ったついでに藤ノ木古墳 にも立ち寄ったしだいである。

 上の写真は藤ノ木古墳。

 きれいに整備され、何だかこそばがゆい。

 しかしながら流石 有名な藤ノ木古墳である。

 見に来ている人の数が半端ではない。

 私がぶらりと奈良のいろいろな古墳に立ち寄っても、たいていは誰もいないことが多い。

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 藤ノ木古墳は 石室入口の窓越しに、石室内の様子や、玄室の石棺(実物)を見ることができる。

 中を覗くと センサーで古墳内はライトアップ。

 かがむと石棺の後ろの岩の積まれた様子もよく見える。

 様式はまるで岩倉(?)のようにも思える積み方だった。

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 息子に古墳の整備や保存の方法を話し始めると、私より知っていた。

 そう、私は古墳も初心者。

 先日広陵町の遺跡ガイドの方に習ったばかりのにわか知識。(笑み)

        

 上の写真は藤ノ木古墳の周辺の景色。

 藤ノ木古墳の真横といって良い。

 このどかな景色の中に藤ノ木古墳が作られたのかと思うと、イメージが広がっていき、楽しい。

 心なしか、斑鳩の里の光はまばゆく、私が訪れた他の古墳よりも明るく感じる。

 そう、少し離れたところには竹藪があるが、ここ 藤ノ木古墳のすぐそばには竹山は見られない。

 しかしながら、ここ藤ノ木古墳も、作られた当時は 竹が鬱そうと茂っていたのではないだろうか・・・。

 妄想は尽きない。

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 藤ノ木古墳からは二人分の人骨が出土されたと説明されていた。

 だが、詳しくは 誰かはわかってないようだ。

 他にも青銅器や催事用の土器などが、現地に説明されていた。

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 〒636-0115

 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺西2丁目1795番地 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
古墳 (深堀大三郎)
2009-03-22 06:35:17
近くを通った覚えがあるのですが、仕事だったものでまだ行ったことはありません。
バイクでよかったですね。
歩けるうちに一度は行って見たいと思っています。
古市では窓を開けると御陵でしたし、藤井寺では近くに馬塚がありました。
いたるところにあったもので、後でゆっくりとと言う気分で実際にはよく見ていません。
今になって残念がっています。
ご紹介ありがとうございました。
返信する
Unknown (魔女猫)
2009-03-22 07:21:09
おはようにゃん☆
写真とにゃん穏やかにゃん文字がにゃん☆
ゆったりとしたにゃん時の流れにゃん感じてにゃん☆
大人になった息子さんとデートにゃんにこっだったにゃんね☆
いつかにゃん魔女家にゃん王子様ににゃん☆
そんな時にゃんすごさせてもらえるかにゃん?てにゃん☆考えたりしてにゃん☆
にこっにゃんだったにゃんよ~☆
返信する
古墳 (深堀大三郎 様)
2009-03-22 15:38:02
コメントをありがとうございます。
とても嬉しいです☆^^☆

古市や馬塚って、興味深い地名ですね。
いろんな伝承が残っているのでしょうか・・・。
調べると楽しいかも知れませんね。

本日はありがとうございました。
返信する
コメントをありがとうございます。とても嬉しいです☆^^☆ (魔女猫 様)
2009-03-22 16:01:03
心あたたかな やさしいコメントをありがとう☆★☆

魔女猫さんちの王子様、将来が楽しみ。
凛々しくって男前ね^^
将来は きっと、デートしてね^^

魔女猫さんちのかわいくて素敵なHPとブログ
いつも楽しませていただいて、ありがとう★☆★
幸せ気分^^V になりますね★♪
メッチャかわいい!!
みんなに愛されるページ
これからも楽しみ!

あ★り☆が★と☆う★^^★


返信する
シルクロードの終着点 (左近次郎)
2009-03-22 17:49:24
乱鳥様

今晩は。
この題名『藤ノ木古墳』
に惹かれお邪魔に参りました。

1989年に発刊された
邦光史郎の『藤ノ木古墳の謎』
を再び読み返しています。

ものにはすべてはじめがあれば
終りがある。

人は生まれてきた以上、いつかは死ぬ。

けれども古代人は
ふたたび蘇ると想像した。

そのために生前と同じ姿で
棺の中に葬った。

私も若かりし頃、多くの古墳発掘を
手掛けました。
藤ノ木古墳とほぼ同時期の
地方豪族の墳墓でした。

6世紀の後半頃は
巨大古墳が影をひそめて
横穴式石室や家形石棺が用いられる
ようになりました。

こうした後期古墳の中には
石室内に複数の棺を納めたり
1つの棺に合葬が行われたりしました。

やがて仏教の普及によって
葬送に変化が訪れます。

火葬が営まれるようになって
古墳時代は終末を迎えます。

さいごは
大化の薄葬令をもって
皇族や有力な豪族たちは
古墳から氏寺建立に
姿を変えていきます。

30数年前の記憶が
蘇った今日。

有難うございました。。
返信する
文様 (左近次郎 様)
2009-03-22 19:13:41
左近次郎 様
コメントをありがとうございます。
とても嬉しいです。

いろいろとご伝授頂き、感謝いたします。
教えていただいた古墳の本質的な意味を踏まえて楽しむと、もっといろいろと見えてくるような気がします。

昨年息子と 二塚古墳を見てから、古墳に興味を持ち始めたところです。
玄関口にも立ってない初心者です^^
それからいろいろな古墳(記録を怠っています)に行きましたが、見ているだけで、身に付いていません。
左近次郎様のような専門の方にご指導頂戴し、光栄に存じます。
ありがとうございます。

藤ノ木古墳の説明には複数の写真がありました。
青銅器や土器の文様や形を見ますと、西から伝わってきたのだなと感じました。
植物文や連花文などにも共通部分があるのですか?
イランなどで見た文様に類似したものがあったので、驚きました。
とっかかりがわかりませんでした。
邦光史郎の『藤ノ木古墳の謎』を教えていただき、ありがとうございます。
私も読ませていただいても宜しいでしょうか。
難しければ、それに関する本を楽しみたいと思います。

左近次郎 様
いつもブログを楽しませていただき、勉強させていただいております。

本日はありがとうございました。
これからもよろしくお願い申しあげます。
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