超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波洗浄器を利用した「音響流の利用技術」ultrasonic-labo

2020-02-14 11:57:17 | 超音波システム研究所2011

超音波洗浄器を利用した「音響流の利用技術」ultrasonic-labo

超音波システム研究所は、
オリジナルの超音波測定解析評価技術により
超音波洗浄器を利用した「音響流の利用技術」を開発しました。

<<音響流の利用技術>>

1)2種類の超音波を利用した洗浄
2)流水式超音波洗浄(超音波シャワー)
3)表面を伝搬する高調波(1MHz以上)の利用
4)ガラス容器の音響特性を利用
5)キャビテーションと定在波の最適化(音圧測定解析)を利用
6)その他(非線形現象、相互作用・・)

この参考動画は、
上記に関する基礎実験の様子です

<<音響流>>
*************
一般概念
有限振幅の波が
 気体または液体内を伝播するときは、
 音響流が発生する。
音響流は、
 波のパルスの粘性損失の結果、
 自由不均一場内で生じるか、
 または音場内の障害物
 (洗浄物・治具・液循環)の近傍か
 あるいは振動物体の近傍で
 慣性損失によって生じる
 物質の一方性定常流である。

音響流は、
 大多数の超音波加工工程、
 浄化、乾燥、乳化、燃焼、抽出・・・
 過程での
 重要な強化因子であり、
 媒体内の熱交換と
 物質交換を著しく促進する。
 

 


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