自然とデザイン

自然と人との関係なくして生命なく、人と人との関係なくして幸福もない。この自然と人為の関係をデザインとして考えたい。

公私混同の総理の犯罪~見識と道徳を持たない政権与党と日本という国の恐ろしさ

2017-06-08 23:41:36 | 自然と人為


 総理の立場で政治を私物化し、行政までも嘘に従わせようとしている今日の政治情勢にあるが、あの軍部の暴走による戦争に反対して国会での反軍演説に命を懸けた斎藤隆夫のような議員は政権与党にはいないのか。当時は軍部の暴走に対する斎藤隆夫の演説に拍手をした国会議員は多かったが、除名の提案に反対したのは7名しかいなかった。国会での議決にまで軍部が干渉したと思われる。今は戦争放棄の憲法改正を国会で提案できる多数政党が政権を握っている。民主主義は多数決で決定されるが、多数を握れば政治の私物化が許されるものではなかろう。
 参考: 加計だけじゃない、国家戦略特区は安倍首相のお友達優遇の巣窟だった!
      公務員・行政の私物化を許さないための、国家公務員の労働組合
       による画期的な院内集会
      国家戦略特区という名の国家私物化驚愕実態


 日本では政治の世襲化が進み3代目が首相となっているが、初代岸伸介は戦争犯罪でA級戦犯とされたがアメリカに協力する人物として釈放され、日本がアメリカの属国になる道を進めた。祖父を尊敬する安倍晋三は沖縄の基地反対運動を黙殺し、戦争放棄した自衛隊をアメリカのために世界で戦わせるために憲法違反の集団的自衛権を解釈変更により認めさせた。文字で書かれた憲法を解釈で変更できるとしたら憲法の意味はなくなる。そして戦争放棄の平和憲法9条に自衛隊を加えるという矛盾を平気で語る。彼は自民党総裁として総理になったにも拘らず、これは自民党の憲法改正案も無視した構想だ。嘘を言い続けていれば、アメリカへの忠誠ならなおさら嘘は平気なのだろう。しかも総理になれば組織より自分が強いと錯覚してしまった様だ。残念ながらアメリカへの従属と国粋主義が同居する矛盾を、矛盾とも考えることができない論理的思考が欠落した総理の様だ。

 自衛隊は災害時に活躍しているので、武器を使う自衛隊を世界に派遣するよりは、「世界自然災害緊急援助隊」と改称して武器を持たずに派遣すれば世界に喜ばれ誇りある組織として世界の平和にも貢献できるであろう。武器を使う自衛隊を海外に派遣することは、人を殺せと国家が命ずること。「国を守るため」とか「抑止力」とか言われるけれど、自衛隊が武器を持つことは、その暴力が国民に向けられることに早く気が付かないと大変なことになる。いかなる組織も強くなりたいのは世の常であり、組織の暴力を阻止しているのが日本の憲法であることを多くの方に知っていただきたい。

 戦争中は戦争に反対すると「非国民」と国民が国民を非難した。平和な今日でも少しでも政治や国を批判すると「反日」だと攻撃される。
 「日本国」とはどんな国なんだろう。「非国民」とか「反日」の一言で、自己の意に沿わない人は「日本人ではない」と批判する人が絶えない我が国だが、今や公私混同する首相官邸までもそちら側に立ち、共謀罪(2)で国民を監視し自由と言動を自粛させようとしている。世の中には建前と本音があるが、首相官邸の公私混同とは本音を建て前に胡麻化して権力を行使することであり、我儘な3代目により状況によっては恐怖政治がはじまる悲しい国だと思う。

 ここに「反日」だと非難されるサンデーモーニングの番組を含めて「日本国憲法」について考えている番組を紹介しておきたい。

「考・憲法1 押しつけ?」”風をよむ”2014年5月4日
「考・憲法2 古い・・・?」”風をよむ” 2014年5月11日
考・憲法 中国・北朝鮮の脅威?」 ”風をよむ” 2014年5月18日
「考・憲法4 国民か、国家か」 ”風をよむ” 2014年5月25日

英雄たちの選択「開戦前夜!政治家 斉藤隆夫の挑戦」(2014.12.4),感想1感想2
「日本国憲法を生んだ密室の九日間」(1993.2.5 放送)
NHKスペシャル「日本国憲法誕生 全編」(2007.4.29),(書き起こし)
ETV特集「焼け跡から生まれた憲法草案」(2007.2.10)
歴史ヒストリアム「はるかなる琉球王国~南の島の失われた記憶」(2014.9.3)

初稿 2017.6.8  更新 2017.6.10
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