在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

Gaiospino 2005 Fattoria Coroncino

2016-11-06 21:42:12 | Marche, Umbriaマルケ、ウンブリア
Gaiospino 2005 Fattoria Coroncino



コロンチーノは、マルケのワイナリーの中でもとてもよいワイナリーだと思う。
本当の自然派。つまり、最近多くなった、ニセのというと失礼だが、ちょっと疑わしい自然派が増えている中で、昔からの本当の自然派ワイナリーである。

あひるのラベルでおなじみだが、本当にかわいいアヒルがペタペタ歩いている。
(ガイオスピーノのラベルにはあひるは登場しないのが残念。かわいいのに〜)

ワインはたくさんあれども、気軽に飲めるワインばかりではなく、うーーんどうしよう、と一瞬迷ったが、ガイオスピーノを開けてみた。
これはずっと(なんとなく)ガレージに保管していたワイン。
(ワインクーラーが常にほとんど一杯状態であることもある)

さて、ガレージには何度か泥棒が入っているが、たいていの場合、ワインまでは盗んでいかない。しかし、最後に入られた時、1−2ケースが盗まれたことに気がついた。
まずまずのワインだったのでホッとしたのだが、ワインのことが何もわからないド素人の泥棒に飲まれていると思うとちょっと悔しい。

なぜかというと、バルバレスコやらペルゴレトルテなどはそのままになっているので、ワインのことがわかっている泥棒とは思えないからである。

ガイオスピーノも何故か盗まれずに残っていた。

ガレージは、当然ワインの保存には適していない場所なので、いい加減避難させないとと家に持ってきて、しばらくワインクーラーに鎮座していた。

少し前に開けた、やはり盗まれずに残ったバルバレスコがちょっと行き過ぎていた感があり、しまった、やっぱりガレージは保存にはマズイかも、と思って、ダメになっているかもと思い開けてみたのだが、こちらは非常に良くなっていた。


品種はマルケの土着品種、ヴェルディッキオ。個人的に大好きな品種。
イタリアの土着品種、白もいいよ〜、と思わせる品種。

色が輝くような黄金色。暖かい色合いで、まだ衰えは見せていない。
ここで期待。
よく熟したフルーツの香り、と言ってもべたっと甘くはない。ほろ苦さのあるマーマレード、ドライナッツの香り、スモーク臭など、かない複雑、そして、綺麗に熟した白ワインの風格が出ている。
味はまろやか、酸味はあるが、まろやかさが覆いかぶさっている。しかし、タンニンを思わせるほろ苦さとスモークを思わせる香りが非常にうまくマッチして、持続性がある。最初はまろやかで甘いイメージなのに、最後はキリッとした印象に変わる。++++(+)

白ワインでも10年以上経っても十分いける、というか、10年経って美味しい。
「白ワインを熟成させてから飲もう」運動(「白ワインをすぐに飲まない」運動でもいい)でも始まれば、ぜひ応援したいのだが。



今手に入るのは2013年。。。。しばらく置いてから飲んでね。

ファットリア・コロンチーノ / ヴェルディッキオ ガイオスピーノ [2013] Fattoria Coroncino / Verdicchio Gaiospino 750ml
ファットリア・コロンチーノ
ファットリア・コロンチーノ
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