いわゆる井戸端会議

体が好奇心でできている「雑学の女王」の熱い雑談

結婚記念日か

2010-06-02 10:06:04 | 夫婦のこと

 結婚記念日なんです。

 20年か。

 仕切り直しをしたから、まだ数年な気がする。長いな。

 夫婦の寿命って、3年!くらいな気がする。あとは、惰性かなぁ。惰性なのであれば、うまくやろうとする努力と、「相手を自分の持ち物にしないこと」って必要だよね。いつしか自分の価値観を押し付けてそのとおりにならないと文句タラタラになる。

 夫婦も親子も他人なんだから、基本は、「わかりあえるはずなんかまったくない」が立脚点になってるとうまくいくかも。

 3年くらいは甘くてスイートな感じでいいのだろうけど、それ以降は、大人の「相手の人格の尊重が重なった年月」とし、て自分のかかわり方、相手のかかわり方、をほめてあげていいのかもしれない。だって相手を意のままにしたくなるって「業(ごう)」みたいなものでしょう、人間の。

 「相手を自分の持ち物にしないこと」って、最初は意味がわからなかったんだけど、ある日雷に打たれたようにわかった。それ以来、相手に文句が生まれる余地がなくなった。夫や妻に文句たらならな人がいたら、これお勧めいたします。何を着るか、何を言うか、何を考えるか、どう行動するか、どう反応するか。そんなの相手の勝手なんです。夫婦だと、勘違いする。

 相手の文句をいろんなところで言っている人がいたら、それってみっともないから、夫婦終了を画策して動いたほうがいいと思います。夫婦終了した人は、えらいと思います。無責任に相手の悪口をあちこちで言い続けている人より、よほど、正しいと私は思います。

 幸せとは傷だらけで自ら作っていくものだと思います。黙っていて相手が目の前にそろえてくれるものではない、のでしょう。カエラちゃんたち、がんばれよ。あははは。あはは。


卓越した○○力

2007-10-24 06:59:02 | 夫婦のこと

 象は長鼻力、キリンは長首力、馬は聴力、ハイエナはありつき力・・・持っているほかにはない卓越した能力で、今の存在がある。

 私んちの夫は、卓越した従順力なるものがある。統率力や、行動力、共感力、改善力、課題形成力、創造力、問題解決力といったものはかすかに感知される微量で、よく、被爆量はごくごくわずかだから安心して、といったときに使うあの単位を運用するのがいいだろう。

バカ にしているのではない。長い間それがおそらく短所だと思っていたけれど、直す気がないし、直さないし、直せないのは、もうそれは本人にとって能力としてうっとりとしている素敵な力なんだろう、と思う。だったら、象の鼻は手代わりに使えばいいし、キリンの首を活かして番犬ならぬセキュリティに使えばいいのね。ふむふむ。そのかわり、その「サバンナ」では周りの動物がその動物には備わらなかった力が抜群に発達する。ああ、うまくできてるわ。私にはない「前もって力」が娘には4倍あるように。

 というわけで、夫には、無抵抗主義に匹敵する、従順力がある。「異を唱えない力」とも言う。何年話しても自発的行動改善には結びつかない反面、行動指示の形で詳細に明言した文章で期限付きに命令的に伝達すれば、できる。また、私は夫に行動を制限されたことがないので(あ、あった、キッチンからつまみ食いをして現れると品がないから座って食べなさい、くらい)これはきっと、リスペクトすべき卓越した能力なんだろう。うん、きっとあれは能力に違いない。意図的な。わしにはわからん世界じゃがのぅ。

中年以降の夫婦のつきあい方って、「~~よりはマシ的発想回路」で何とかなりそうって仮説、どう思います?


伴侶は修業相手

2006-12-06 12:39:59 | 夫婦のこと

「子どもは生涯のパートナー、伴侶は今生の修行の相手」今朝、コーチ仲間の方からのメールで、こんな言葉を知ったよ、と引用されていた。すすすすばらしい。なるほど!そうだったのかぁー。

ということは、結婚とは修業の真っ最中であり、悟りを開かないのは(悟りを開くことが困難で開けないのは)当たり前。煩悩が邪魔をして、無我の境地に達するのはずうっとずうっと先ってことじゃないの!なーんだ。そうなると、うれしい、生涯のパートナーが3人いて。もっと生みたかったなぁ。伴侶は、・・・・長い目で行こう。

となると、修業は脱落してもいいわけだし、脱落したらまたやり直せばいいんだし、なんて素晴らしい考え方なんでしょう。修業に入るのをためらっているのも、さもありなん。

というわけで、聖子議員。お子さんの授かるのをがんばっていらしたから気にしてたのに。修業をおやめになったのね。でも、次なる戦いがゆかり様と待っている。エネルギーはそっちに使ってください、がんばりましたよ。十分。お疲れ様でした。

 修業って言われると、がんばらねばな、と思える単純な私なのであった。軽くうなづいといてね。